2016年10月14日金曜日

これが京大? 回答はしないで、お上への報告書はこっそり訂正?

7月1日発生の京大病院旧産婦人科病棟の放射線管理区域での失火による火災とその後の原子力規制委員会への「届け出」書類の内容について8月24日に質問書を京大に提出した。差し出し人は「市民環境研究所 石田紀郎」である。1ヶ月半も過ぎたのに京大からの回答がない。そこで、窓口になっている人物に電話して回答を催促した。彼の答えは「京大ホームページに掲載している原子力規制委員会への届出書の訂正版」が回答だと言う。書面で出した質問書に回答書も出さず、仮に質問した事項を検討し、間違いを気付き届出書を訂正したとしても、それは回答したことにならないだろう。まして、回答書をHPに掲載したなら質問者にその旨を伝えるのが当たり前だろう。この対応にはさすがに呆れ返った。この対応を決定した数名の人物の名前を聞いたが、彼らがどのような資格と権限を持っているのか、なぜそのような京大の対応を決定できるのかの説明を窓口もできなかった。腐り行く組織の典型を見る思いであった。