4月1日付けの京都新聞に「活力ある京都をつくる会」が広告を出し、西脇隆俊候補の公約を掲載した。なんとも恥ずかしい代物である。公約は「安心、いきいき、京都力」の3部からなっているが。中味はまったくない。小学生の宿題の答えとしてこれを出したら、先生からは「ところで西脇くんは何をやるの。これでは宿題の回答にはならないよ」と言われるだろう。
例えば「安心」の部では、1)防災・減災対策の強化という項目を立てているが、中味は強固な危機管理体制の構築による安心、水害からの安心、大震災・大災害からの安心とある。一体何を西脇くんやるの?。特性を活かした地域・農林水産業の振興の項目では、いきいきとした暮らしを守る、いきいきとしたまちづくり、いきいきとした観光、いきいきとした農林水産業と書いている。何のことじゃ西脇くんと先生は怒鳴るだろう。これが、東大、国交省、復興庁を歴任した人物の公約だという。要は西脇にはやること、やらねばならない具体的な事項はないということである。ぜひともこの広告を読んで、京都府民よ、バカにするなと怒ってください。しかし待てよ、「強固な危機管理体制の構築」とあるから、復興庁で彼がやってきた、放射能汚染がとんでもない状況にある地域へと住民帰還を強制した危機管理はしっかりやるということか。安倍政治・復興庁の経験は活きているいるらしい。