2019年1月20日日曜日

フクシマ事故をオリンピックで隠してしまう安倍策謀に抗議する運動に参加を


市民環境研究所のニュースレターで紹介した小出裕章さんの「フクシマ事故と東京オリンピック」というオリンピックに反対する声明を支持する運動を使い捨て時代を考える会が始められました。ぜひ大きな動きにしていきましょう。小出声明は下記のURLに掲載されています。
http://www.go.tvm.ne.jp/~koide/Hiroaki/remark/olympic.htm

以下の支持声明を多くの団体名・個人名を連ねて、各国のオリンピック委員会に提出します。
ぜひご賛同くださいますようお願いいたします。

●個人賛同の場合お名前とそのローマ字表記をお願いいたします。住所等はいりません。
●団体名の場合できれば名称の英訳を付けてください。(なければそのままで結構です)

賛同の第1次締切は1月31日とします。
賛同の連絡は山田のメール hasihime@nifty.com にお願いします。

★★★声明文★★★
小出裕章氏が出した緊急声明『フクシマ事故と東京オリンピック』を支持します

 小出裕章氏(元京都大学原子炉実験所助教)が緊急声明『フクシマ事故と東京オリンピック』を発表しました。これは、東京電力福島第一原子力発電所の事故はまだ終わっていない、日本政府は今も「原子力緊急事態宣言」を解除できないという事実を明らかにし、そのような状態で国威発揚の目的でオリンピックを開催することに反対するという声明です。私たちはこの声明を支持し、オリンピック開催を取り止め、原発事故の後始末を最優先させることを訴えます。
 事実、福島第一原発は炉心にも近づけない状態が続き、放射能を出し続けています。避難した人々は未だにふるさとに帰ることができず、心に傷を受けたままの生活を強いられています。除染したから大丈夫として帰還政策が勧められていますが、除染したという場所は放射能被爆の基準を大幅に引き上げて、放射線業務従事者に当てはめられた基準となっています。普通の人が住むには適さない場所であるのに、無理やり住めると言っているのです。この事実を覆い隠すために安倍首相は「もう安全だ」「放射能はコントロールされている」と主張し、オリンピックを誘致しました。
 福島原発事故を過去のものにして、次々と原発再稼働を進め、被害者を置き去りにし、関心をそらすためにオリンピック開催決めた日本政府に私たちは憤りを感じています。オリンピック開催よりも大事なのは福島原発事故の後始末です。
 オリンピック開催で来日されるアスリートや観客の方々にも影響がないとは言えません。いますぐオリンピックへの参加を取り止め、日本政府に福島原発事故の後始末を最優先させるように働きかけて下さい。

NPO法人使い捨て時代を考える会

2019年1月3日木曜日

今年も「安倍」との闘いを

昨年は多くの方々と知り合いになり、助けていただき、思わぬ成果も得られ、忙しく充実した年でした。文章を書けない、書かないものが、藤原書店のひっぱりがあり、「現場につながる学者人生」という単行本を世に出しました。いろんな方々が企画してくださり、出版記念講演会と祝賀会があり、恐縮の二文字です。
 市民環境研究所を拠点にした「戦争をさせない左京1000人委員会」主催の「左京フォーラム」も24回目を開催し、左京アクションは毎月の19日午後5時半ころに百万遍から市役所にデモ行進を始め、市役所の大衆集会に合流し、四条河原町までデモに参加してきました。多くの知人友人ができました。毎週金曜日の午後5時半から始まる関西電力京都支社前の原発を止める行動(通称キンカン行動)にも時々ながら参加もしました。フクシマ原発避難者の裁判や東電の元幹部の犯罪を裁く裁判にも少しですが参加しました。今年も続くこれらの闘いはまさに安倍政治との闘いです。新元号と東京オリンピックでフクシマを忘れさせ、憲法改悪を成し遂げようとしている現政府との闘いは、日常の運動そのものだと思っています。共にがんばりましょう。年賀状の中にこんな情報がありました。『新元号に安久、安泰、安寧などが挙がっている」とのこと。安倍らしい。こんな元号になれば誰も使わなくなるでしょう。因みに小生は「平成xx年に何をやっていたか?」と問われても、まったく分かりません。「20xx年・・」で聞かれたら、きっちり答えられますが。