2017年5月16日火曜日
知らないうちに写されている市民ー人権侵害そのもの-15
陵ヶ岡の自治会連合の会長である田中長一に説得されたのか、我が家の斜め前の住宅に防犯カメラという監視カメラが付けられ、稼働している。山科区役所から送られてきたカメラの撮影範囲はこの写真のようであるらしい。たしかに、我が家は範囲外であるが、燐家の玄関全面が写っている。この家の住人にカメラ設置と撮影範囲のことを誰かから聞きましたかと訊ねてみた。まったく何も知らなかった。これが田中長一自治連合会長や山科区役所のやり方である。我が家が撮影範囲からはずれたのは設置そのものに異議を唱え続けてきたからであろう。門川市長の回答(すでに本ブログに掲載済み)のように、文句を言ったのは石田だけであるのは事実かも知れないが、設置そのものをどれだけの関係者が知っていると思っているのか。こんな基本的情報も持たないままで、「文句を言ったのはお前だけ」という市長の資質を疑う。「世界一安全・安心な街」は、人権を守ることが市政の基本であると認識できないような市長では、真の安全・安心は実現しない。逆に安倍政権の目ざす〈共謀罪)という、人権侵害を助長する。門川市長は「文句を言ったのはお前だけだ」という回答を撤回されたい。
2017年5月5日金曜日
門川市長の返答への意見再掲-14
門川市長からの返答は先日この欄にアップした。それへの感想を再度掲載する。市長部局か地域力推進部局が書いたのかは知らないが、なぜか封書の裏書きは自筆になっている。まさかこんな回答を市長が自ら書いたとは思えない、感想と再質問を送付しようと思ったが、疲れるだけだから当分は見合わせることにした。以下が感想である。
『設置箇所近辺の住民にどの程度知らされているかなどはまったく記載せずに、「文句を言ってきたのはお前だけだ」と宣っておられる市長である。小生もどの場所に設置されるかは知らされていず、回覧文書でも「・・・付近」としか書かれていない。ならば、どの家が常時監視の被害を被るかは分からない。この市長回答は田中長一自治会長の言うままを書いているだけであり、自ら調べて考えもしていない。自治会長さまのおっしゃるとおりと書いているだけで、これで回答と思っているのか。そして、「お前だけが反対した」と言えるのか。』
そして、小生のひとつの結論は自治会からの脱会である。以下に、脱会を隣近所に配布した文書を掲載する。今後の自治会(茂木会長)の対応を注視しておきたい。
2017年4月15日
第二南部町内会の皆様
自治会を退会しました
人権(プライバシー)を侵害する防犯カメラなる監視カメラの設置について、関係者への説明もなく、了解もないままに強行した陵ヶ岡自治連合会会長(田中長一)と日ノ岡第二南部町内会会長(茂木登美)に抗議し、自治会を退会しましたことをお伝えします。
自治会は単なる任意団体であるにもかかわらず、上記2名は他人の人権を侵害することが許されるかのような振る舞いをしました。防犯カメラは犯罪を防ぐのではなく、検挙率を上げるだけであるにも関わらず、防犯であり、交通事故を防ぐと強弁しています。そして、田中は「映像を見せる相手は警察に決まっている」と公言し、常時監視され、映像として残され、被写体になる関係者の了解もなく設置しました。茂木は田中の配下のように振る舞い、日ノ岡第二南部町内会会員への説明や相談を一切しないままに、当該町内会として賛成しました。
昨年9月から半年間をかけて、補助金を提供する山科区役所地域力推進室の担当者(石田忠彦)にも説明を求めましたが、残念ながら納得いく回答もないままに防犯カメラなるものが坂脇町の民家の壁に設置され稼働しています。
他人の人権を侵害しないことがもっとも重要な生きる規範であると考えてきた者として、自治会という任意団体が、地域住民に対して絶対的権力を持っているかのように振る舞うことを容認することはできません。田中や茂木には自治会なる任意団体を運営する資質はありません。
自治会を退会しますが、住民・市民としてこの地に住んでいますから、その立場としての地域運営にかかわることには何ら変わりはありません。
今後、この防犯カメラなるものが、関係者によって悪用されることは十分に予測されますので、皆さんも注意され、自治会を監視されるように要望します。私も不当な使用がなされないように活動を続けます。
最後までお読み頂きありがとうございました。
日ノ岡ホツパラ町25
石田紀郎
追記:この半年間の経過と提出した質問書および回答書などは
小生のブログ「ホツパラの日々」で順次公開していく予定です。
2017年5月2日火曜日
ホツパラ「防犯カメラ」強行設置経過-13 門川市長から回答
門川市長からの返信 20170426
前文は省く
1) 防犯カメラの設置に当たっては、設置箇所の所有者の同意を得ていtだくことを要件としておりますが、周辺住民の皆様の理解を得るという点につきましては、補助金の交付団体である京都市が詳細を決めるのではなく、設置主体である自治連合会等に委ねるべきであると間得ております。
この点につきましては、陵ヶ岡学区自治連合会におかれましては、前回も申し上げましたとおり、役員会等で設置を正式に決定されており、その後、回覧板により周辺の皆様に周知されておられます。
なお、周知された後に、石田様以外の方からの反対のご意見はなかったとお伺いしております。
2) 自治会や自治連合会と行政との関係について
住民自治の伝統や助け合いの精神に基づき、自治会等の団体が中心となり地域コミュニティが形成されていること、多くの地域課題を克服していくためには、自治会等の役割が重要であることが述べられている。
3) 防犯カメラと警察との関係については、「法令に基づく場合」と「府民等の命、身体及び財産の安全の確保その他公共の利益のために緊急の必要性のある場合」に警察に映像を提供するように限定しており、その提供は危険なこととは考えておりません。防犯カメラは「防犯」はもとより、犯罪の早期解決にも役立つものであり、そのことが住民の安心に繋がるものと認識している。
4) 最後に、防犯カメラは犯罪抑止や犯人検挙に大変有効であると考えている。
以上
以上が門川市長からの返事である。皆さんの感想を聞かせてください。小生の感想は以下のとおりです。
設置箇所近辺の住民にどの程度知らされているかなどはまったく記載せずに、「文句を言ってきたのはお前だけだ」と宣っておられる市長である。小生もどの場所に設置されるかは知らされていず、回覧文書でも「・・・付近」としか書かれていない。ならば、どの家が常時監視の被害を被るかは分からない。この市長回答は田中長一自治会長の言うままを書いているだけであり、自ら調べて考えもしていない。自治会長さまのおっしゃるとおりと書いているだけで、これで回答と思っているのか。そして、〈お前だけ・・〉と言えるのか。
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