東京から金沢に伸びてきた北陸新幹線をもっと伸ばして福井県の敦賀から小浜までの工事が始まろうとしている。さらに延伸して京都を縦断して京田辺から大阪へと継なぐ計画が立てられている。すでに準備段階の地質などの調査が始まっている。美山町辺りから地下にもぐり、京都駅に至るコースは大深度法という地下40m以上のトンネルを掘るという。京都市を縦断するトンネル掘削でどのような影響が出てくるのかの予測も難しいだろう。例えば東京の調布市で発生した土地の陥没は広い面積で住宅を破壊した。新幹線の必要性や自然環境への影響や掘削土砂の投棄場所など工事に取り掛かる前に明らかにしてもらわないとこんな事業に同意などできない。そんな思いから昨年に「北陸新幹線(京都延伸)計画の環境汗の一旦停止を求める会」を立ち上げ、京都市内の各地で学習会を始めた。例えば、5月23日13時半から左京区の法然院で学習会を開催する。北区や右京区などでも地区の人々が開催する。ぜひ関心を持って、自分の地区でも立ち上がってほしい。
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市民環境研究所(左京区田中里ノ前)075-711-4832、pie@zpost.plala.or.jp までご連絡を。