2021年4月28日水曜日

京都に北陸新幹線の延伸など要らない

 東京から金沢に伸びてきた北陸新幹線をもっと伸ばして福井県の敦賀から小浜までの工事が始まろうとしている。さらに延伸して京都を縦断して京田辺から大阪へと継なぐ計画が立てられている。すでに準備段階の地質などの調査が始まっている。美山町辺りから地下にもぐり、京都駅に至るコースは大深度法という地下40m以上のトンネルを掘るという。京都市を縦断するトンネル掘削でどのような影響が出てくるのかの予測も難しいだろう。例えば東京の調布市で発生した土地の陥没は広い面積で住宅を破壊した。新幹線の必要性や自然環境への影響や掘削土砂の投棄場所など工事に取り掛かる前に明らかにしてもらわないとこんな事業に同意などできない。そんな思いから昨年に「北陸新幹線(京都延伸)計画の環境汗の一旦停止を求める会」を立ち上げ、京都市内の各地で学習会を始めた。例えば、5月23日13時半から左京区の法然院で学習会を開催する。北区や右京区などでも地区の人々が開催する。ぜひ関心を持って、自分の地区でも立ち上がってほしい。

この問題で情報が必要な方は 

市民環境研究所(左京区田中里ノ前)075-711-4832、pie@zpost.plala.or.jp  までご連絡を。

2021年4月18日日曜日

オリンピックよりもコロナ対策に医療従事者を

 大阪圏も東京圏もコロナ禍によって医療崩壊が進んでいる。菅内閣はワクチンも医療崩壊にもなんの対策を立てられないままである。それなのに100日後のオリンピック開催をカウンドダウンし、なんの感動も意味もない聖火リレー中。聖火を掲げて手を振って笑っているタレントは所詮自分を売り出しているだけの代物である。今、人間社会は今までの社会の有り様を根本から変えないとダメだとコロナに突きつけられている戦いの中にいる。過去の大戦と比較するつもりはないが、大戦中よりも悲惨な状況が明日にも発生するかも知れない毎日である。戦時にオリンピックをやるのか? オリンピック開催には1万人の医療関係者を動員しなければと関係者は言っている。それなら、すでに医療崩壊状況の地域への動員をなぜやらないのか。菅は答える責務がある。オリンピック中止を求めよう。

2021年4月16日金曜日

地球環境とか温暖化防止とかを利用するだけの自民党

 呆れるばかりの振る舞い

自民有志、原発建て替え推進で議連 顧問に安倍前首相

2050年までに温室効果ガス排出量を実質ゼロにするとの政府目標に向け、自民党有志は12日、原発のリプレース(建て替え)を推進する議員連盟(会長・稲田朋美元防衛相)の設立総会を参院議員会館で開いた。安倍晋三前首相も参加し、顧問に就任した。

 安倍氏はあいさつで「エネルギー政策を考える上で、原子力技術としっかり向き合わなければいけないのは厳然たる事実だ」と述べた。会合には議員約30人が出席した。https://www.jiji.com

2021年4月15日木曜日

公開講座を新設:「みんなで語ろう山科カフェ」

私が山科区に住み始めて50年以上が過ぎました。勤務や市民運動の関係から毎日のほとんどの時間を左京区や調査地で過ごしてきました。やっと山科で何かを始めたいと思っていた矢先に下記のような市民の集まりの場に参画・参加できました。ぜひ皆さんと一緒に面白く有益な場を作りましょう。ぜにお立ち寄りください。もちろん山科区民以外の方も歓迎です。

       「みんなで語ろう山科カフェ」

豊かな自然と美しい景観、2000 年の歴史と伝統、そして豊かな文化やもの づくり、そこで生きる人々......魅力ある地域力──私たちのまち山科。 でも、わかっているつもりで知らないこと、気づかないことがいっぱいあり、 「聞いてみると意外な発見があった!」 ということはよくあります。 知りたいことはいっぱいあります。伝統産業や暮らし、医療や福祉、公共交 通や環境、子育てや教育、歴史や文化......など、さまざまなテーマで、お互 いに学び・交流すること、市民の力で住みやすいまちづくりをめざします。 この「会」は、定期的な研究会 ( ミニ講座)をベースに、「公開講座」などを 開催します。どなたでもご参加いただけるような運営をめざします。


第1回公開講座 
4 月 29 日(祝) 午後2時~4時 「コロナ禍の下での自治体とまちづくりの展望」                  講師:岡田 知弘 氏(京都橘大教授)

5 月 22 日(土) 午後 2 時~ 4 時  「山科絵のルーツ、技法など」 

                  講師:山本 義雄 氏(山科絵師)

※参加費無料(資料代実費としてカンパをお願いします)。 ※駐車場あります。 ※マスクの着用をお願いします。

会場は 本願寺山科別院(西御坊)多目的ホール

  連絡・問い合せ:TEL 090-7764-8047(西川壽一まで)  mail:hashimoto3325@yahoo.co.jp



2021年4月13日火曜日

初めてのミャンマー虐殺抗議デモ

昨日はミャンマー国軍による民衆虐殺に抗議する市民デモを行なった。緊急の呼びかけであったが100人近い市民が集まり、市役所から四条河原町までデモを展開できた。無防備の自国民に銃を向け、数百人を射殺しているのである。やっと民主化が実現でき、若者も元気にミャンマーのために努力し始めたのに。自国民を銃殺するとは。なぜそんなことができるのだろうか。ミャンマーの自然を研究している元同僚も駆けつけてくれ、一緒にデモった。中国による新疆ウィグル族虐待も心配である。 

2021年4月7日水曜日

北朝鮮に金メダルを

  北朝鮮が東京オリンピックに不参加を表明。理由は新型コロナ禍では選手たちの健康は守れないと。全くその通りである。何かを口にするときは必ず「国民の皆さんのために・・」と言う菅首相も「オリンピック開催は国民の健康を守れないから返上する」と言ってみろと言いたい。オリンピック開催は世界中の新型コロナ変異株を輸入するようなものである。PCR検査も十分にできていず、その上にワクチン接種はほとんど進んでいない日本である。オリンピックを開催したらどんな事態になるかは明らかであろう。主催国が言えないなら、世界の各国が北朝鮮に続いて不参加を表明してほしい。オリンピックのために用意しているであろう金銀銅メダルを不参加国に贈ればよい。「国民の皆さんのために」を枕詞にだけ使う菅義偉よ、少しは国民のことを考えろ。

2021年4月4日日曜日

オリンピック諦めを

 いつまで続くか分からない新型コロナ禍である。それを続けさせているのは菅内閣の混乱無策であることはまともな市民なら誰でも分かっているだろう。聖火リレーをまたやり出した。仮にオリンピックを強行しても、外国選手団はどれほど来るのだろうか。オリンピク選手や関係者は特例として14日間の囲い込みはなしとするならば、その理由と対策を菅は明示すべきである。それでなければ外国選手などの入国反対の動きは当然発生するだろう。まして、彼らのために医療施設と医療関係者が動員され、日本の医療は崩壊することになるだろう。こんな会話をしていたら、自衛隊には医療関係者がいっぱい居るからそれを使うのだろうといわれた。そんなに居るのなら、第4波対策に使うべきだろうに。オリンピックとは人々の健康増進に役立つだろうと考えて始まったのではないのか。我が家のガレージのシャッターには今も「アベ政治を許さない」とのポスターが貼ったままである。スガ政治をと書き直したらと言われるが、アベの横に小さくスガと描いておこうか。