2022年9月22日木曜日

送迎バスに3歳の女の子が置き去り・死亡した事件に思う

 送迎バスに3歳の女の子が置き去りにされ死亡した事件はまだ十分な説明会が開催されないままだという。この事件を元にしていろんな規則などが造られるだろう。規則を作り再発防止に取り組むことは当然であるが、事故の第一報をテレビで聞いた時に、筆者はなぜこんな事故が起こったのかと不思議でならなかった。

 何人かを乗せて駅とか飛行場、あるいは催し物の会場に送って行った時とか、どこかに全員が参加する催しの会場に行った時、車から全員が降りたら運転手の任務が完了したわけではない。車内に忘れ物や落とし物がないかを点検して、やっとその後に車のドアーを閉め、駐車場所に移動して停車するのが一連の作業だろう。雇われ仕事であろうとなかろうと誰でも同じ点検をするものと思っていた。そんな基本的運転者義務をできなかったのか、しなかったとしたら運転者失格である。落とし物、忘れ物チェックをしたならば、幼児が見つからずに置き去りになることなどない。そんな当たり前のことをやらないなどは考えもつかないことである。だから、この運転手は業務義務違反とかなんとか違反を考える前に、すでに何も考えない人間として咎めねばならない。自分の車でも幼稚園の送迎バスでも関係ないことである。