2015年9月15日火曜日

誰も登場しないー民主党市会議員はどうしたのか

安保法制(戦争法)が違憲であることはもはや議論の余地がない。安倍政権は論理破綻をこれ以上曝すわけには行かないから強行採決を狙っている。9月17日深夜か18日未明の採決強行とか。連日の反対集会やデモが京都市内各所で行われている。13日の円山集会は5000人の大集会となった。会場に入れずに入り口の路上に座ってアピールを聴き、デモは2番目の集団で市役所まで。その前に、百万遍から円山まで左京の3団体が合同でデモを展開した。左京区の市民運動にとって画期的な実践である。もはや党派を超えた運動展開で戦争法を潰さねば。ところが、この時間帯に民主党の代議士や市会議員は比叡山でバーベキューを楽しんでいたと市会議員本人がネットで自慢していた。京都の民主党府市会議員は安保法制粉砕行動の提起も参加もしない。他所の都市でもそうなのだろうか。4月に市議会議員選挙に無所属市民派候補を落選させたことが悲しい。当選した議員はバーベキューである。民主党国会議員の元気の無さはこんな地方議員のテイタラクの所為なのだろうか。明日も集会とデモに出かける予定である。まだ参加したことがない皆さん。戦争法を阻止するために一緒に歩きましょう。バーベキューより元気になりますよ。

2015年9月4日金曜日

ウソで始まった東京オリンピックーエンブレムも連鎖のひとつ

エンブレムの盗作が話題になっている。一旦採用した作品を破棄して再募集とか。競技場も再募集とか。ウソの連鎖、無責任の連鎖であるが、驚くことはない。このオリンピック招致が決定した会議でウソの連鎖は始まっていたのだから。安倍はしたり顔で宣った。「福島第一原発の汚染水問題に懸念が出ていることについて「状況はコントロールされており、東京に決してダメージは与えない」と述べました。安倍総理大臣はこの後の質疑でさらに詳しい説明を求められたのに対し、「汚染水による影響は、福島第一原発の港湾内の0.3平方キロメールの範囲内で完全にブロックされている。」と。これがウソであることはわざわざ云うまでもないだろうし、フクシマを想っている人なら安倍のウソだと即座に分かっただろう。オリンピックに群がる者たちには、こんなウソが総理の口から出たのだから、どんなウソと無責任も許されるのだという風潮が蔓延しているのだろう。これからも何千億円のいくつもの事業がウソの固まりで続いて行くのだろう。

2015年7月19日日曜日

自民党支持者の皆さんへー議会制民主主義の危機

安保法制という違憲立法を強行する安倍内閣に対する抗議行動に連日参加している。昨日も円山公園での集会に出かけた。4000人の大集会だった。いま我々に問われているのは憲法を守ることであり、議会制民主主義を守ることである。たしかに、選挙で自民党は多数派となった。それを実現した自民党支持者がいた。しかしである。自民党支持者は安保法制の中味まで知っての投票だったのだろうか。安倍がそんなことを考えていると知っていたのだろうか。たぶんそうではない。あの選挙の公約の中にこんな法案が、解釈改憲などという勝手な理屈を使って、その上に,国民に提示する前にアメリカに出かけて、必ず実現すると約束することまで国民に報せていただろうか。自民党に投票した大部分の人はまったく知らずに、アベノミクスなどという言葉を知っていただけだろう。私の近所に安倍ー自民党のポスターがいっぱい貼ってある。すべて「地方の創生」だけである。自民党を支持し投票した人に伝えたい。「安倍よ、そこまでお前に任していない」と云ってほしいし、行動してほしい。議会制民主主義の基本は、選挙に行くことと選挙以降の議員の行動を監視し、意見を表明することの両者である。投票率が低いことはこの制度の危機であるが、さらに投票した人がその後の意思表示を放棄することはもっと危機である。自民党に投票した人々こそ解釈改憲への態度を表明してほしい。

2015年4月15日水曜日

投票率45%では新人当選はならず

統一地方選が終了した。「市民ネットワーク・きょうと」所属の3人の市会議員候補者が脱原発を基調とする政策を掲げて選挙を戦ったが残念ながらいずれも当選できなかった。左京区の広海ロクローさんは2282票の支持を得たが、最下位当選者との差は1600票であった。力不足と言えばその通りであるが、無名の新人としては善戦である。支持者名簿をしっかりと作成できている現職議員は支持者固めを着実にやる選挙戦であった。支持者名簿などない新人にとっては多くの人が投票所に出向いてくれることがまず大事である。ところが、左京区野投票率は45%であった。京都市全体では40%であり、これでは新人が当選するのは非常に苦しい。全国的にも50%程度だろうか。議会制民主主義の基本は多くの人々が投票することが基本である。動員されるのではなく、自らの意思で参加しなければなりたたない。それは国政選挙であろうが地方選挙でも同じである。「選挙に行っても行かなくても何も変わらない」とテレビ画面で公言している人に問いたい。貴方が行かない内に憲法をないがしろにしている政策が着々と進められていることを知っているのかと。

2015年4月7日火曜日

原発再稼働の自民党、沈黙の民主党などへの反撃を

京都市は京大のある左京区百万遍交差点に広海ロクローの選挙事務所がある。新入生が行き交うにぎやかな交差点は左京区のヘソであり、京都でもにぎやかな場所であるから、左京区の各候補者が毎朝やってくる。原発についてはなにも言わない候補者が多い。自民//公明/民主がとくに悪い。十数万人もの人々を流浪の民にしておきながら、詫びのことばも言わない安倍政権に痛烈な攻撃をかける機会がこの統一地方選である。地方自治が問われる国政課題の選挙である。投票に行くように身近な人に伝えよう。地方選を話題にしてほしい。

2015年4月4日土曜日

既成政党の堕落を市民目線で乗り越えよう

統一地方選が始まった。京都市議会議員選挙に市民団体「市民ネットワーク・きょうと」が3人の候補者を擁立した。下京区、右京区は女性で、左京区は男性である。いずれも50才前後の新人である。自民党はもとより、自民に媚を売り、へつらい続けている公明はもはや平和を求める勢力ではなく、反原発集会にまったく参加しない民主党の市会議員は何に恐れているのか原発問題を語らない。こんな連中に高浜や大飯の原発再稼働阻止ができるわけはない。放射能に汚染された瓦礫を京都市に持ち込もうとした企みを阻止する闘いに立ち上がったのが市民ネットの仲間であり、彼らが立候補したのである。ぜひ、かれらの主張を聞いてほしい。支持してください。

2015年4月2日木曜日

どんな議論が起こるのかー京都の市議会議員選挙が始まる

明日から統一地方選挙が始まる。京都市の市議会議員選挙に私nお関係する「市民ネットワーク・きょうと」も左京区、右京区と下京区で候補者を擁立する。既成政党に対して「市民目線」の政治を実現しようと立ち上がる新人たちである。とても高い牙城に挑むのであるから厳しい闘いになるだろうが。10万人を超えるフクシマ流浪の民を放ったらかしにしている現在の政府とそれを自分たちの責任だと思わない既成政党を市民がきっちりと批判する結果をだすのかどうかが問われている。既得の利権だけを守ることにきゅうきゅうとしている政治家達に退陣を求める闘いである。そのためには投票に行かなければならない。とくに若者の投票率が注目される。そして、市民の間に、全候補者の主張をめぐって議論が起こらなければ新しい時代は来ないだろう。