ホツパラの日々
2014年4月30日水曜日
今年の憲法集会は大きな意味を持つー円山公園へ
安倍政権の憲法解釈の偏向は国を危うくしている。
憲法は国民のものであって政府のものではない。
円山公園に集まって考えよう、行動しよう。
5月3日(土,憲法記念日)円山公園 野外音楽堂
13時00分開場 14時00分開会
菅原文太さんからのメッセージ
豊田勇造さんライブ
講演:岡野八代さん(京都96条の会 代表)
若者の主張
講演:出口治男さん(元京都弁護士会会長)
16時00分ウォーク出発(石段下→四条河原町→市役所前)
主催:
「憲法9条京都の会」「5・3憲法集会実行委員会」
2014年4月29日火曜日
先端科学とは
STAP
細胞騒動がテレビの画面から消えたと思ったら今度は
iPS
細胞騒動が登場した。この騒動は現在の研究者の質を多角的に暴露しており、市民はこの騒動から科学とは、研究者とは、大学とは、を大いに学ぶことができただろう。
今の大学でのはやり言葉は「先端」、「高等」、「国際」、「産学」のようである。そう言えば京大の構内地図を眺めていたら、先端科学研究棟というのがある。あらゆる研究者はそれぞれの領域での先端に挑戦し、切り開いているのだろうに、京大ではここだけが光り輝く研究者の集まりで、それ以外はくすんだ領域ということなのだろうか。
「先端科学」と命名しているのは、「金もうけができる科学研究」分野と名付けるのはさすがに恥ずかしいから、「先端科学」という言葉を使っているに過ぎないのに、多くの研究者自身がそのように反論もしないで、「先端科学」という語を使っているところに、現在の日本の科学者の質を垣間みる。
2014年4月27日日曜日
「そこまで任してないわ」と声を上げるべき時
安倍内閣の政治はとんでもないと言わざるをえない方向に、あたかも独裁権力者の振る舞いである。2月22日の朝日新聞朝刊の一面トップの見出しは「武器輸出三原則見直し」とある、その前には「集団的自衛権行使の見直しの5条件」とあり、その前には「憲法解釈は総理の権限」とある。言いたい放題、やりたい放題であり、それに対して与党の一員である公明党はまともなことをほとんど言えていない状態で、さらに野党の生彩のなさにも失望だけである。特定秘密保護法も含めれば、この国は戦前に戻ったかのようである。議会制民主主義とは一体何だろうと思う毎日である。フクシマの現状を併せ見れば、この国は人の住む国ではもはやなくなったのかも知れない。たしかに、先の選挙では自民党を支持し、投票した人が多数であったのは事実であるが、そのような投票行動をした人々は、安倍に「そこまで任した」のだろうか。経済状況の回復を願った人や経済界ですら自民党を勝たせ過ぎたと発言する人物も登場しているという。議会制民主主義をこれからも継続して行くためには、自民党に投票した人々が安倍内閣のこの動きをよく知り、まともに考えるならば、きっと多くの人は、はたして自分たちはここまで安倍に任したのだろうかと悩むはずである。そのように悩んでいる人が身近にもいる。自民党支持者こそが「そこまで任してないわ」と声を上げるべきときだと思う。投票して任したから終わりではなく、その後の政治をチェックして、発言することこそ民主主義の基本ではないだろうか。民主党の菅内閣の時も、野田の時も、民主党に投じた者としてフクシマをめぐって「それはあかん」と声を上げてきた多くの人たちがいた。おだやかな春を楽しむには春を守る気概が必要である。
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