2015年1月28日水曜日
4月には地方からこの国を変えよう
イスラム国に捕虜とされた日本人の解放は安倍政府の最大の課題であるが、はたして彼らはそのために全力を傾注しているのだろうか。安倍自らが挑発言動をした結果がこの残忍な事件を招いたという反省は見られない。そればかりか、この事件を利用して自衛隊の海外派兵を拡大する試みをしていると思える。安倍に多数与党の地位を与えてしまった我々は何を為すべきかを今考えないと、この国をとんでもないものになってしまう。そうしないためのチャンスが4月にある。統一地方選である。原発事故の苦難をなかったかのようにする与党とそれに立ち向かえない野党のふがいなさを払拭しなければ。京都市の市民グループが複数区で市議選を闘おうとしている。もちろん「ホツパラの日々」も全力で応援する。この国を、安倍流にいえば、「この国を取りもどす」チャンスである。生活の場から現政権の憲法を無視した諸悪業を変えさせる機会が4月の選挙であると思う。このチャンスを逃せば、この国は暗黒の時代に入ってしまうだろう。それぞれの人々が己の地域で戦われるようにお願いする。
2015年1月18日日曜日
選挙違反であるが立件されなかったよう
選挙ポスターの上貼り事件は新聞報道を見る限りでは立件されなかったようである。10年ほど前の安倍の選挙ハガキ事件も国会でも取り上げられたと記憶しているが立件されなかった。まあ権力側については世の中こんなものなのだろう。困ったものである。この4月の地方選に何人かの仲間が候補者になる準備をしているが、我々の側が同じことをしたら、おそらく立件されるだろうなあと思いながらこの事件のブログは終わりとする。
2015年1月12日月曜日
やはり選挙違反だったーなんでもやれると思っている自民党
昨年の12月21日と23日の本ブログに掲載した選挙ポスターの上貼りについて、京都府選挙管理委員会に質問しました。その返答を同委員会からいただきましたので、要点を記載します。
● 結論として、あの安倍がやってくるとの宣伝ポスターを上中候補のポスターの上に貼ったことは違法である。関係する違法ポスター全てについて包括的な対応(撤去)を行うようにと選管は指導した。当該候補者だけでなく、自由民主党京都府支部連合会に対しても同様の指導が行われた。
● 選管は京都府警捜査第二課および各市区町村選管にもこの見解と対応を伝えた。
該当する全ポスターが選管の指示に反して、全てが撤去されなかったことを当方は確認しています。安倍—自民党のやりたい放題が蔓延している象徴でしょうか。
そういえば、以前の安倍晋三の選挙ハガキに、当時は国立機関であった京都大学の有名な教授が、京大教授の肩書きで推薦者として写真付きで掲載され,物議をかもしました。口では法を守りなどと言いながら、もっとも守らない安倍を総理においているのです。
2015年1月10日土曜日
セミパラチンスクの悲劇の国に原発か?
カザフの知人からこんな情報が届いた。
『2003年にナザルバエフとプーチンはカザフスタンに原子力発電所を作る事に合意し、その後ナザルバエフは適当な場所を四つ選んだ。その中で一番良い所はバルハシ湖にあるウルケン村でした。ウルケン村(УЛЬКЕН)はアルマタから357kmの小さな村で、仕事もないし、とても貧乏な村であり 捨て残された 今の チェルノブイルのように見えるそうです。ここに1000メガワットの原子炉を二つ設置する計画ができました。第二番目はクルチャトフ市でした。 バルハシ湖に原子力発電所が建設されるとの情報が広まるとカザフスタン住民の60.4%が反対しでいることが世論調査によって判明しました。しかし、カザフスタン政府は世論を無視し 2011年の福島の悲劇も教訓にせず、2025年にウルケン村に原子力発電所の建設を竣工する予定です。いまの段階では設計、投資者、投資金 それから競売 等色々な問題を解決しなければならない初期段階です。」。
フクシマの悲劇を隠蔽し続ける安倍内閣はその悲劇をカザフにまで拡大しようとしているのです。
『2003年にナザルバエフとプーチンはカザフスタンに原子力発電所を作る事に合意し、その後ナザルバエフは適当な場所を四つ選んだ。その中で一番良い所はバルハシ湖にあるウルケン村でした。ウルケン村(УЛЬКЕН)はアルマタから357kmの小さな村で、仕事もないし、とても貧乏な村であり 捨て残された 今の チェルノブイルのように見えるそうです。ここに1000メガワットの原子炉を二つ設置する計画ができました。第二番目はクルチャトフ市でした。 バルハシ湖に原子力発電所が建設されるとの情報が広まるとカザフスタン住民の60.4%が反対しでいることが世論調査によって判明しました。しかし、カザフスタン政府は世論を無視し 2011年の福島の悲劇も教訓にせず、2025年にウルケン村に原子力発電所の建設を竣工する予定です。いまの段階では設計、投資者、投資金 それから競売 等色々な問題を解決しなければならない初期段階です。」。
フクシマの悲劇を隠蔽し続ける安倍内閣はその悲劇をカザフにまで拡大しようとしているのです。
2015年1月8日木曜日
原発販売が成長戦略の柱とする安倍政権批判をーカザフに原発
新年早々の1月3日の朝日新聞の記事で、東芝がカザフに原子炉を輸出する交渉を進めていると報じた。東芝も政府も丸紅もフクシマをどのように総括しているのだろう。あきれ果てる所業である。成長戦略の柱だという安倍内閣を成立させた責任を考えよう。記事は以下のように記している。「福島第一原発の事故後、日本では新規の原発建設が難しくなっているが、海外への輸出は、政府が成長戦略の柱の一つと位置づけている。」と。チェルノブイリとフクシマが原発は人類社会と共存できない技術であることを証明したにもかかわらず、自国で売れなければ他国に売ればよいとする安倍政府を私たちは容認するのか。そのような「成長」を日本人は認めているとは思えないのだが。アラル海問題を見続けてきた者として、カザフに原発輸出など認めることはできない。
ブログ「 サロン中央アジア」と「市民環境研究所ブログ」も併せてお読みください。
2015年1月1日木曜日
新年もフクシマに教えられて生きて行こう
年賀状を出さない私にも年賀の挨拶をくださる方々がある。自分は出さないのに送られてくる年賀状はうれしい。今年もフクシマからの便りがあった。「あれからの福島はいろいろと『なかったこと』にされています。復興が進んでいくうれしい反面、残念なことが多々あります」と書かれていた。公害は常に「なかったこと」にすることで被害者を葬り去ります。人災の積み重ねが公害なのです。「なかったこと」にさせないための、今年という日々を皆さんと生きて行きましょう。私のささやかな元日の誓いです。
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