2017年5月5日金曜日

門川市長の返答への意見再掲-14


 門川市長からの返答は先日この欄にアップした。それへの感想を再度掲載する。市長部局か地域力推進部局が書いたのかは知らないが、なぜか封書の裏書きは自筆になっている。まさかこんな回答を市長が自ら書いたとは思えない、感想と再質問を送付しようと思ったが、疲れるだけだから当分は見合わせることにした。以下が感想である。

『設置箇所近辺の住民にどの程度知らされているかなどはまったく記載せずに、「文句を言ってきたのはお前だけだ」と宣っておられる市長である。小生もどの場所に設置されるかは知らされていず、回覧文書でも「・・・付近」としか書かれていない。ならば、どの家が常時監視の被害を被るかは分からない。この市長回答は田中長一自治会長の言うままを書いているだけであり、自ら調べて考えもしていない。自治会長さまのおっしゃるとおりと書いているだけで、これで回答と思っているのか。そして、「お前だけが反対した」と言えるのか。』

そして、小生のひとつの結論は自治会からの脱会である。以下に、脱会を隣近所に配布した文書を掲載する。今後の自治会(茂木会長)の対応を注視しておきたい。

2017415
第二南部町内会の皆様
          自治会を退会しました

 人権(プライバシー)を侵害する防犯カメラなる監視カメラの設置について、関係者への説明もなく、了解もないままに強行した陵ヶ岡自治連合会会長(田中長一)と日ノ岡第二南部町内会会長(茂木登美)に抗議し、自治会を退会しましたことをお伝えします。

 自治会は単なる任意団体であるにもかかわらず、上記2名は他人の人権を侵害するとが許されるかのような振る舞いをしました。防犯カメラは犯罪を防ぐのではなく、検挙率を上げるだけであるにも関わらず、防犯であり、交通事故を防ぐと強弁しています。そして、田中は「映像を見せる相手は警察に決まっている」と公言し、常時監視され、映像として残され、被写体になる関係者の了解もなく設置しました。茂木は田中の配下のように振る舞い、日ノ岡第二南部町内会会員への説明や相談を一切しないままに、当該町内会として賛成しました。
 昨年9月から半年間をかけて、補助金を提供する山科区役所地域力推進室の担当者(石田忠彦)にも説明を求めましたが、残念ながら納得いく回答もないままに防犯カメラなるものが坂脇町の民家の壁に設置され稼働しています。
 他人の人権を侵害しないことがもっとも重要な生きる規範であると考えてきた者として、自治会という任意団体が、地域住民に対して絶対的権力を持っているかのように振る舞うことを容認することはできません。田中や茂木には自治会なる任意団体を運営する資質はありません。
 自治会を退会しますが、住民・市民としてこの地に住んでいますから、その立場としての地域運営にかかわることは何ら変わりはありません。
 今後、この防犯カメラなるものが、関係者によって悪用されることは十分に予測されますので、皆さんも注意され、自治会を監視されるように要望します。私も不当な使用がなされないように活動を続けます。
              最後までお読み頂きありがとうございました。

                      日ノ岡ホツパラ町25
                              石田紀郎

    追記:この半年間の経過と提出した質問書および回答書などは
        小生のブログ「ホツパラの日々」で順次公開していく予定です。

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