今日8月29日、宝ケ池の国際会議場で「かねみ油症事件」の全容と現状を知る講演会がありました。台湾で発生している油症事件も報告され、PCB/ダイオキシンに汚染されている世界であることが分かりました。そして、1968年に発生したかねみ油症事件がまったく解決されていないことも浮き彫りになりました。我が国の公害問題解決の稚拙さと遅延を学びました。詳細は省きますが、患者と患者から生まれた子供は手当されることなく放置されているのです。私たちの責任でしょう。もう一度、PCB/ダイオキシンが引き起こした「かねみ油症」事件の実態を知り、解決する運動を立ち上げましょう。講演会の会場に置かれていたPCB/ダイオキシンを含んだカネミ食用オイルの1斗缶と1升ビンが我々を叱っているように見えました。
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