2019年8月15日木曜日

「油症事件とPCB/ダイオキシン汚染を考える」写真展

塩素系化学物質が身近にあった戦後から1970年代までに、多くの中毒事故・事件を私たちは経験してきた。後遺症に悩む人々は今もいる。身近に塩素系化合物は存在している。ダイオキシンもPCBも過去のものではない。8月25日から第39回ダイオキシン国際会議が京都の宝ケ池国際会議場で開催される。そして、市民団体主催の「油症事件とPCB/ダイオキシン汚染を考える」京都写真展も始まる。油症事件とは米ぬか油にPCB/ダイオキシンが混入し、1万人以上の人々の健康を害し、今なお後遺症に苦しんでおられるが、世間からは忘れ去られている。筆者が参加している市民環境研究所も主催団体の一員となり、この写真展を準備してきた。8月18日〜31日まで、京都ひと・まち交流館が会場である。ぜひ、来場され、人間と化学物質の関係を考える機会にしていただきたい。

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