5月の連休が過ぎたがコロナの季節は終わらない。京都も危険度がますます上がり、このような日常生活の中で崩壊していくこの国の政治をどのように建て直すかをみんなが苦慮している。この京都に起こっていることに、常識人として対処、対抗できることはやり続けないとと思うのだが。先日、右京区京北地区へ出かけた。集落黒田の地下を北陸新幹線のトンネルを建設するための予備調査が始まろうとしているから、村の人々と情報交換をするために出向いた。静かな山間の家々にボーリング調査をやるからよろしくというチラシが鉄道機構から配られていた。どのような調査をするために穴を掘るのかは分からないが、40メータより深い地下にトンネルを通すためである。地下に眠っているヒ素などの有害元素があればトンネル掘削はできないだろう。現に北海道では地上に持ち出したヒ素が空気に晒され酸化して水に溶ける形となり、大問題になっている。京北地区の地質もその心配がある。だから北陸新幹線は困るのではなく、それ以前に新幹線の必要性を関係地区の人々に説明し、納得してもらってから事前調査も始めるべきだろう。
2021年5月11日火曜日
2021年5月5日水曜日
オリンピックのためなら何でもするのか
私はマラソンの大フアンである。今から数十年前に、雪の鎌倉で最初の国際マラソン大会が開催され、アルゼンチンのゴルノ選手が優勝した。それ以来、開催されるマラソン大会や駅伝の実況放送の8割以上はラジオやテレビで見ている。しかし、今日(2021年5月5日)、五輪テストハーフマラソンが札幌で開催されると知り、こんなイベントに参加するマラソン選手は何を考えている輩だろうかと思う。その前のテレビ番組でコロナ感染者何千人が入院治療を受けらずに自宅で苦しんでいるという。東京オリンピックなどは開催できるはずがない。何万人もの外国人が一時にやってくる。彼らが日本人と接触することなく走ったり、飛んだりして帰国できるはずがない。世界中で増加している変異型コロナウイルスを持ち込むだろう。検査をするからと言うがそれで完全に防げないことは分かっている。オリンピック開催はすべきでない。日本のためだけでなく、世界中のためである。オリンピックは人々が健康で生きられるためにできてきたものだろう。IOCのためにできてきたものではないだろう。こんなことを私ごとき庶民がわざわざ発言することではなかろうが。開催できると思っていない、あるいは開催すべきでないと思っている人々が圧倒的に多い今日、何を考えて選手は走るのだろうか。少しは恥ずかしく思え、恥を知れと言いたい。マラソンの大フアンとして書いた。
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