5月の連休が過ぎたがコロナの季節は終わらない。京都も危険度がますます上がり、このような日常生活の中で崩壊していくこの国の政治をどのように建て直すかをみんなが苦慮している。この京都に起こっていることに、常識人として対処、対抗できることはやり続けないとと思うのだが。先日、右京区京北地区へ出かけた。集落黒田の地下を北陸新幹線のトンネルを建設するための予備調査が始まろうとしているから、村の人々と情報交換をするために出向いた。静かな山間の家々にボーリング調査をやるからよろしくというチラシが鉄道機構から配られていた。どのような調査をするために穴を掘るのかは分からないが、40メータより深い地下にトンネルを通すためである。地下に眠っているヒ素などの有害元素があればトンネル掘削はできないだろう。現に北海道では地上に持ち出したヒ素が空気に晒され酸化して水に溶ける形となり、大問題になっている。京北地区の地質もその心配がある。だから北陸新幹線は困るのではなく、それ以前に新幹線の必要性を関係地区の人々に説明し、納得してもらってから事前調査も始めるべきだろう。
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