2023年4月9日に選挙運動は終了し、10日の投票日は井崎陣営の人々は開票が始まるまで静かにこの選挙戦を思い出しながら自宅で過ごしていた。夕方から筆者も事務所に出かけ、開票結果を待っていた。22時になっても、23時になっても開票は左京区については進まない。11日の午前1時になってやっと開票は終結し、我々の井崎候補は3760票を獲得し、8番目の当選者となった。賑やかに、握手と包容で喜びをみんなが表現して午前2時解散した。一眠りしたとはいえ、午前7時過ぎには起床し、無所属新人議員の誕生までを思い出し、お祝いの電話やメールに対応して、午後には選挙事務所に出かけた。
仲間の中には初めての選挙運動参加者もいるが、多くの仲間は4年前の敗北を経験している。そして、筆者はといえば、1991年の4月に京都市伏見選挙区で、高橋幸子さんという市民運動の仲間を候補者にした市会議員選挙で敗北し、選挙戦の戦略の失敗の原因を痛感して、自らが中心となる選挙はその後はしなかった。そして井崎さんを候補者にした4年前の選挙でも、今回の選挙でも候補者とその女性仲間の下で、事前運動では左京区という広い選挙区の北部地区でのチラシ投函を請負い、毎日2万歩以上を歩き、チラシを各戸に入れてきた。集会では逃げられずに喋らされたこともあったが、年寄りの演説下手を晒さずに選挙戦を終わり、少しだけ無所属議員の誕生に貢献できたと思う。
全国政治の野党である立憲民主や国民民主は、京都では自民公明の知事や市長陣営に加わり、それを批判すると「京都は別だ」と宣う。もはや節操のない彼らと付き合うのを止め、首長選挙では共産党や社民党が推す候補者を支援してきた。そして、市会や府会議員選挙ではなんとか無所属候補が立ち上がってくれると応援してきたが、当選までは至らなかった。そして、今回の選挙で悲願を実現できた。これからは彼女の活動支援を展開し、京都の重要課題を解決する市民運動を続けようと思っている。
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