2014年10月30日木曜日

高島放射能汚染チップ不法投棄事件裁判が始まります


滋賀県高島市の鴨川河川敷に放射能高レベル汚染木材チップが不法に投棄された事件を市民が告発し、首謀者が起訴されました。その公判が116日に大津地裁で始まります。ぜひ傍聴に来てください。全国への放射能拡散を防ぐ運動としても大事な局面です。

日時:2014116日(木) 午後1時半から
場所:大津地裁 別館21号法廷
    大津地裁はJR大津駅の近くです。
   傍聴席は70名と聞いています。午後1時にお集りください。

2014年10月23日木曜日

ここまで落ちたか日本のマスメディアー台風19号の日

 2週間に二度も台風襲来とはと驚きながら、10月13日(月/祝日)は終日自宅に閉じこもり、久しぶりにテレビ画面を眺めていた。京都は中心が近くを通過した割には風雨ともに大したこともなく、速度を速めて通り過ぎ、関東東北へと行ってくれた。
 この一日のテレビ番組で驚いたことには、台風は東京で大騒ぎとなり、次は青森で大騒ぎ。崩壊した福島原発が台風で大丈夫か、大雨で汚染水は濁流となって流れていないだろうかと全国から注視されていたにもかかわらず、マスメディアは福島も原発も汚染水対策の一語も言わなかったし、画面もなかった。
 筆者の見落としかと思い、知人にも訊ねてみたが、みんながなかったと言う。ここまでマスメディアは政府とその上にある電力資本に支配されているということか。それとも福島だけは台風が通らなかったのだろうか。

福島原発告訴団講演会ー武藤類子さんにご参加を

 東京第五検察審査会の東電前会長などの不起訴は不当であるとの議決を受け、東京地検は再調査を行っています。10月は東京地検が起訴・不起訴の判断をする期日を迎える区切りかもしれません。そこで、下記の要領で告訴団団長の武藤さんの講演会を開催します。

 
日時:2014年10月24日(金)午後6時30分 会場:ハートピア京都(烏丸丸太町) 参加費:1000円 主催:福島原発告訴団関西支部


2014年10月16日木曜日

高島放射能汚染木材チップ不法投棄ー首謀者起訴される

京都新聞の報じるところによると、放射能に高レベルに汚染された木材チップが高島市鴨川河川敷に不法に投棄され事件について、大津地検は首謀者を廃棄物処理法違反で起訴したという。この事件については、市民環境研究所ブログで経過を追って報じられているのでぜひご覧いただきたいが、滋賀県の不適切な対応で現地住民は多いに迷惑を受けたことは明白である。この起訴を受けて、首謀者の犯罪が解明されることもさることながら、滋賀県が公開していない事態の全容が明らかになるものと期待している。とくに、数千トンとも言われる汚染チップ全体がどこに投棄されたかを明らかにし、放射能汚染物の拡散を防ぐきっかけになることを期待する。

2014年10月15日水曜日

農と食の安全確保に苦闘する生協活動を聞く

京都生協が主導する京都の生協連の原発と放射能に関する学習会の低劣さは近々記述したいと思っている。今日は、フクシマ原発から200キロも離れている土地で放射能汚染と闘っている関東の消費者運動を知るために、下記の講演会を開催します。ぜひお越しください。



“離れている”のに“ちっとも離れていなかった”

 日時:2014年10月19日(日)午後1時〜4時

  会場:京大農学部W306号教室
 講師:柿崎 洋(常総生協専務理事)
  資料代:500円
  主催:子どもピーポーパーポの会、市民環境研究所、関西よつば西京都ほか

  利根川をはさんで茨城県南部・常と千葉県北部・総地域で地産地消活動を展開し ている常総生協。福島第一原発からは200kmも離れている。でも大量の放射性 物質が降ってきた。生産者も流通業務も組合員も被爆して大混乱。どうしたらい いのか?何が出来るのか?生命を守れるのか?食べ物の安全・安心はえられるの か? 今も続く悪戦苦闘!3.11からの3年半。そこを話してもらいたいとこの会 を開催することにしました。

2014年10月13日月曜日

安倍自民党に投票した人こそ解釈改憲に異議を

 憲法9条がノーベル平和賞を受賞できなかったのは残念だが、受賞していたとしても我々がいまやらねばならないことは憲法9条を守る運動である。「解釈改憲」などという存在しない内閣の権限をあるかのように振る舞い、集団的自衛権を設定した安倍内閣の存続を認めるわけにはいかない。「戦争をさせない京都1000人委員会」の結成総会を先週開催した。多くの人々の参加と同志社大学の浜さんの切れ味よい講演で充実した総会だった。この委員会はいろんな形式で結成されればとよい。○○大学1000人委員会とか○○地域1000人委員会などなどが結成され、連携連帯して大きなうねりにしたい。とくに、安倍自民党に前回の選挙では投票した人々で、安倍政府に「解釈改憲」などまで付託したつもりはないと思っている人も沢山いる。議会制民主主義の基本は選挙に行くことと、その後の
政治の動向に個々人が意見をいう義務を果すことで成り立っている。しかし、この国ではそこまでの民主主義はない。先の選挙で自民党に投票した人々こそ、戦後69年のこの国が守ってきた平和主義を維持するために、安倍に対して「そんなことまでお前に任していない」と声をあげてもらいたい。真の民主主義の確立のために、この「戦争をさせない京都1000人委員会」の運動に参加を。