今日12月2日の午後、大津地裁で当刑事裁判の判決が言い渡された。被告Tに対して、懲役1年6ヶ月、罰金100万円、執行猶予3年間で保護観察付きの有罪判決であった。細部については2週間後の判決分開示を待たなければならないが、告発する会の顧問弁護士によれば、保護観察付きの有罪判決はきびしい判決であるという。被告は東電から4億円を受け取り、堆肥の放射能基準である400ベクレル/kgをはるかに超えるチップを、堆肥にできるかのように振る舞って処分しようとした。しかし、そのような処分は最初から不可能であり、不法投棄しかないと承知の上で処分しようとした。引き受けた5000トンの汚染チップは北関東のいずこかで野ざらしにされていると断じた。これを処理するまでの保護観察付きの判決となった。きびしい判決であるとの顧問弁護士の感想である。
起訴状や判決文を精査し、この事件の真相追及の動きを強めたい。そして、この判決を契機として、放射能汚染物質の全国拡散を阻止する運動を強めたい。
0 件のコメント:
コメントを投稿