4年が過ぎ、フクシマの悲劇をこの国は忘れることにやっきである。マスメディアが報道しないからフクシマの問題はもはやないかのように思い込まされている多くの人々に問いかけたい。それが4月の統一地方選挙である。先の国政選挙に自民党に投票した人、なんの意味がある選挙か分からないからと投票に行かなかった人が誕生させたのが安倍政権である。集団的自衛権を国民に問いかけることなく決定し、秘密保護法や原発再稼働など、およそ憲法を守らなければならない政府とは思えない挙動である。放射能は制禦下にあると大ウソをつく。こんな安倍をこれ以上存続させるわけにはいかない。地方選挙ではあるが国政の基本は地方自治である。地方議会からの反撃を開始しよう。自民党に先の選挙で投票した人こそ、「安倍よ、お前にそこまで任したわけではない」と意思表示するべきである。それが議会制民主主義の基本である。10万人以上の人々を流浪の民にしたままの政府へ反撃を。これからの社会がどんなものになるかの重要な分岐点である。私たちは京都の市民の責務として市議選に立ち上がろうと「市民ネットワーク・きょうと」を結成した。多くの人々の参加を。
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