統一地方選が終了した。「市民ネットワーク・きょうと」所属の3人の市会議員候補者が脱原発を基調とする政策を掲げて選挙を戦ったが残念ながらいずれも当選できなかった。左京区の広海ロクローさんは2282票の支持を得たが、最下位当選者との差は1600票であった。力不足と言えばその通りであるが、無名の新人としては善戦である。支持者名簿をしっかりと作成できている現職議員は支持者固めを着実にやる選挙戦であった。支持者名簿などない新人にとっては多くの人が投票所に出向いてくれることがまず大事である。ところが、左京区野投票率は45%であった。京都市全体では40%であり、これでは新人が当選するのは非常に苦しい。全国的にも50%程度だろうか。議会制民主主義の基本は多くの人々が投票することが基本である。動員されるのではなく、自らの意思で参加しなければなりたたない。それは国政選挙であろうが地方選挙でも同じである。「選挙に行っても行かなくても何も変わらない」とテレビ画面で公言している人に問いたい。貴方が行かない内に憲法をないがしろにしている政策が着々と進められていることを知っているのかと。
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