2017年10月21日土曜日

安倍よ北朝鮮の脅威とは何かを説明せよ

「国難解散」だと安倍は言放ち、少子高齢化と北朝鮮の脅威を擧げている。テレビ放送を見ていると、登場する解説者たちも北朝鮮の脅威、脅威と言って世論をあおっているが、何が脅威なのかを言わない。弾道弾も核も、中国やソ連、アメリカはいっぱい持っている。北朝鮮が数十発持っているとしても、これらの国の何十分か何百分の1である。ロケットを飛ばすことが脅威というなら、日本もいっぱい飛ばしている。安倍よ、国難とまで言うなら、北朝鮮の何が我が国にとって難儀なのかを言ってみよ。安倍の演説を聞きながら、「お前こそ国難だ」と書いたプラカードを掲げている市民がいた。明日の選挙に行く前に、安倍の言う国難とはなんだろうと考えてみてほしい。虚言を言い続ける安倍にこの国を任せられないと思って投票をしてほしい。

2017年10月18日水曜日

少子高齢化は国難かー年寄りよ早く死ねということか

安倍が選挙のスローガンとして擧げているのは、北朝鮮の脅威と少子高齢化が「二つの国難」だというものである。そして、今回の解散は「国難突破解散」と命名した。北朝鮮の脅威を国難だと思っていない。この欄で問題にするのは少子高齢化の方である。少子化が国難なのか、高齢化が国難なのか。少子化は労働条件の悪化による生活困難な若者が結婚できず、結婚しても子どもを持つ余裕がないことに起因する。人口減は早くから言われていたにもかかわらず、雇用形態の劣悪化を推進して来た自民党政府の責任であり、国難だろう。高齢化は国難だろうか。高齢者が沢山いることを国の総責任者が国難というのはいかがなものだろうか。高齢者は早く死んでくれと言っているのである。医療費を値上げして病院へ行けなくし、死んで国難を救えと言っているのである。これが安倍である。「国難とはお前のことだろう」と書いたプラカードを掲げて抗議している高齢者の写真を見た。まさにそのとおりであり、こんな政府を退陣させねば。

2017年10月16日月曜日

改憲阻止への声明書が反農薬東京グループHPの巻頭に緊急掲示される

10月9日に発表した声明書「私たちは主権者としての社会的責任を自覚し、政治に冷静な理性を求めます」は多くの知人の助けを借りて全国的に拡散されている。反農薬東京グループのホームページに緊急掲載されました。ありがとうございます。このグループの反農薬情報は私たちの省農薬農業を求める活動を支えてくれました。この声明が少しでも今回の総選挙の結果を変えることに役立ち、仮に安倍政権が続くとしても、このような人権をないがしろにする政府を批判追及する基礎になればと願っています。賛同していただける方々の連署を御願いします。

2017年10月10日火曜日

衆議院選挙への私たちの決意


以下の声明を昨日発表しました。賛同頂ける方は ishida@beige.plala.or.jp までご連絡ください。
後悔しない選挙に参加を。
 
私たちは主権者としての社会的責任を自覚し、
                    政治に冷静な理性を求めます

 日本は「日本国憲法」によって、国のカタチを定め、国会で定める法律によって“法治”する立憲民主国です。思想信条の自由を人権として位置づけ、多元価値・多様性を尊重し合って主権在民の理念で成立しています。
 しかし、現実はどうでしょうか。安倍政権の5年間を冷静に吟味してみる必要があります。大臣を安倍首相の“お友達”で構成し、政治が私物化されているのではないでしょうか。安倍首相への「忖度」によって森友・加計疑惑は国税の使途としては不明のままです。国会で虚偽答弁の疑いのある財務省局長があろうことか国税庁長官に栄転しています。秘密保護法、戦争法、共謀罪などの国会審議においても、大臣達の答弁に混乱や虚偽が重なったにもかかわらず、オトガメなしで、審議不十分なままに強行採決されました。国民の信託を受け、国権の最高機関である国会、つまり主権者国民に対する侮辱です。
 今般の解散総選挙は政治の恥ずかしい実態を背景に混迷を極めています。「逃げ切り解散」と世間で言われているように、森友・加計問題で安倍首相は「誠実で丁寧な説明」する臨時国会を回避するためなのでしょうか、憲法の規定に沿った野党の臨時国会請求を先延ばしただけでなく、所信表明演説もしない冒頭解散という理不尽でした。ここにも憲法無視の「ご都合」が見られます。憲法の精神が踏みにじられて来たのです。
 このような恥ずかしい政治の現実の中で、アベノミクスは破綻が明白となってきました。ゼロ金利で財布のヒモはかたいままです。先行き不安が深刻だからです。笑っているのは輸出関連の大企業だけであり、中小零細企業は四苦八苦です。貧富格差は拡大し、庶民に希望はありません。社会的・経済的な閉塞感はやがて全体主義を引き寄せ、破局的未来につながりかねません。すでに安倍一強体制によって「忖度独裁」は進んでいます。憲法無視の「力の政治」は全体主義的です。希望の党も小池独裁で、その危険性を露出しています。
 時代の閉塞感は庶民の中に不安・不満と苛立を呼び、分かりやすい政策を独裁に求める危険があります。この危険のもたらす全体主義は壊滅的戦争への流れを強めることでしょう。すでに安倍首相はアメリカのトランプ大統領のお先棒を担いで危機感を煽っています。そして、国連の非核条約に反対しました。広島・長崎の経験を持ち、非戦の憲法を持つ日本国ですから、世界の不信感を集めたのも当然で、悲しいことです。
 このような危機的状況の中で、政治の混乱をどう受け止めるべきなのでしょうか。熱狂と興奮は危険な世への雪崩を呼ぶでしょう。私たちは冷静で理性的にものごとを見つめ、一人一人が主体的、自立的に主権者としての自覚を大切にしたいと思います。私たちは混乱に巻き込まれ、うろたえることはもちろん、小池劇場を楽しむ傍観者となるのは無責任です。一人一人の力は小さくとも、力を合わせ社会を健全にする社会的責任を自覚し、日本国憲法が認める国民の権利を行使したいと思います。

                           2017109
               
                    政治に冷静な理性を求める京都の有志 発

  荒井康裕,五十嵐敏郎,石田紀郎,石野はるみ,伊藤正子,稲垣紀代,伊部紫,入澤仁美,岩本真一,大津定美,大津典子,大見哲巨,大湾宗典,岡田直紀,小川光,荻野晃也,小椋純一,落合祥尭,金川貴博,川合仁,川那部綾子,川那部浩哉,北川政幸,楠瀬佳子,黒田末壽,駒込武,清水勇,白井聡,新谷英治,住友剛,谷川稔,田平正子,田村哲夫,槌田劭,中尾ハジメ,中西香,浜矩子,濱本 緑,林多恵子,原田禎忠,平野かおる,平松幸三,福島敦子,藤原辰史,星川まり,細川弘明,松久寛,松良俊明,三木草子,三石博行,三室勇,宮本正興,守田敏也,文殊幹夫,矢ヶ崎克馬,山田國廣,山田耕作,山田晴美,山田一志,吉竹幸則,米澤鐡志,和田喜彦,中野早苗,岡本棟守,西村敏雄,松村昌治, 多々納眞弓, 原田信子,小丸和恵        
     連絡先:槌田劭(0774-32-6786)石田紀郎(090-1968-8004

2017年10月7日土曜日

選挙投票前日にこの講演会で考えよう

安倍改憲論を葬るために

「民主的非軍事平和主義」
講師:奥野恒久さん(龍谷大学政策学部教授)
日時:10月21日(土),14時〜17時
場所:京都大学文学部新棟第6講義室
参加費:500円
主催:戦争をさせない左京1000人委員会
お問い合わせは 075-711-4832 まで

来聴歓迎! 戦争法を強行成立させた安倍政権は憲法9条を変えようとしています。
希望の党も憲法を変えようとしています。我が国の命運が翌日の投票にかかっています。
ぜひ奥野さんの話しを聞いて、我が国が行くべき方向を見いだしてください。

2017年10月3日火曜日

「私たちの決断、あの日を境に・・」を読んでください

原発賠償京都訴訟原告団に集まり、永い裁判を闘っている福島原発災害避難者の方たちが綴った手記が刊行された。京都に避難された苦労の数年間を、避難する権利を求めて訴訟された過程と悩みが痛々しいほど伝わってくる。ぜひとも読んでいただきたい。福島原発災害は終息などしていない。マスコミ報道が減っただけで、汚染は続き、人々は帰る故郷もない。避難者ではなく、国内難民である。そんな方たちが京都に数百人おられる。安倍首相はオリンピックを誘致するために、放射能はすべて制御されているなどと大ウソをついた。除染されてきれになったとウソをいう。福島の各市町村での除染率を福島県のホームページで見て欲しい。除染されていないというよりも出来ない面積のほうが圧倒的に多い。そんな所に帰還できるわけがない。「避難の権利」は当然のこととして認められるべきである。来年3月15日に判決が出る。この手記を読んで、現状を知り、避難者が救済されるように力を合わせましょう。1冊1200円(送料含む)です。
●連絡先
原発賠償京都訴訟・原告団
〒612-0066 京都府京都市伏見区桃山羽柴長吉中町55-1
コーポ桃山105 市民測定所気付
FAX:075-622-9870
E-Mail:shien_kyoto@yahoo.co.jp

2017年10月2日月曜日

改憲と原発存続の「希望の党」に何も期待できず

小池新党が「希望の党」と名乗り、それに民進党がすり寄り、選挙では公認してもらうという。であるのに、前原民進党党首は無所属で立候補するという。参議員は解散されていないから民進党のままでという。大金持ちの連合の言うままに動いてはみたが、小池から選別すると言われておたおたしている民進党議員が多数いる。世の中を変えるために自分がいるのではなく、自分がいるための政治状況を作ってくれれば、政党の中味などは何でもよいと思っている議員の多さに呆れる.民進党のリベラル部分が新党結成するという。前原達と早く決別すればよい。「希望の党」は改憲であり、原発容認である。小池は小泉から言われて原発ゼロなどと言っているが、それなら東京都知事として東電福島原発事故とその被災者にどのようなことやってきたのかを言ってみたら。福島原発は東京のために発電していたのだから。都民ファーストというなら、まずは被災者ファースト政策を述べるべきである。もっともらしい言葉を並べる目的は自分ファーストのためだけであるのが見え見えの小池に騙される程度の議員はいらない。それに加担した前原もいらない。ちなみに筆者の住居は前原の選挙区にある。