2017年10月3日火曜日

「私たちの決断、あの日を境に・・」を読んでください

原発賠償京都訴訟原告団に集まり、永い裁判を闘っている福島原発災害避難者の方たちが綴った手記が刊行された。京都に避難された苦労の数年間を、避難する権利を求めて訴訟された過程と悩みが痛々しいほど伝わってくる。ぜひとも読んでいただきたい。福島原発災害は終息などしていない。マスコミ報道が減っただけで、汚染は続き、人々は帰る故郷もない。避難者ではなく、国内難民である。そんな方たちが京都に数百人おられる。安倍首相はオリンピックを誘致するために、放射能はすべて制御されているなどと大ウソをついた。除染されてきれになったとウソをいう。福島の各市町村での除染率を福島県のホームページで見て欲しい。除染されていないというよりも出来ない面積のほうが圧倒的に多い。そんな所に帰還できるわけがない。「避難の権利」は当然のこととして認められるべきである。来年3月15日に判決が出る。この手記を読んで、現状を知り、避難者が救済されるように力を合わせましょう。1冊1200円(送料含む)です。
●連絡先
原発賠償京都訴訟・原告団
〒612-0066 京都府京都市伏見区桃山羽柴長吉中町55-1
コーポ桃山105 市民測定所気付
FAX:075-622-9870
E-Mail:shien_kyoto@yahoo.co.jp

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