日本維新の会の松井一郎代表(大阪市長)は14日、返還に関連して戦争に言及した丸山穂高衆院議員を党からの除名処分と言うもっとも重い処分を決定したと得意げに言っていた。なんとも無責任な党首である。党から排除して自分たちを守る行為でしかない。丸山議員は維新の会の党員であり、松井党首が育てた仲間だろう。それなら先ず行うべきは議員辞職を迫る党内議決であり、どうしても応じない場合に除名があるのだろうと思う。そそくさと除名して、私たちはやるべきことはやったというような振る舞いをする維新らしい行為ではある。丸山議員は自ら「無所属にて活動する」と宣言し、議員辞職はしない考えを示している。党利党略から離れて行動できる無所属を貫徹すれば大したものであり、党利党略だけの松井維新をきっちり批判してみなさいと言いたい。もちろん、「戦争発言」の罪は議員辞職しても決して消えない。
2019年5月18日土曜日
2019年5月3日金曜日
フクシマをなかったことにする令和への代替わり
この数日はテレビも新聞も見る気がしないほどの堕落ぶりである。平成の事件振り返り番組からフクシマは消えたと友人からのメッセージが届いた。『広告付けと政権忖度で原発事故をなかったことにする』テレビ界の実態を教えてくれた。令和への代替わりもその一環なのだろうか。そして、はしゃぎ回る人々を映し出している。この人たちは自分が写った映像をこれからも大事にし、自慢し、ものを考えないのだろうか。別のメールは教えてくれた。福島11市町村の避難者数は2月末現在で、県内避難者が48000人、県外避難者が18400人、合計66000人だと。帰還者の比率は17.3%にしかすぎないと。福島以外の避難者を加えれば10万人くらいにはなるだろう。避難者には計上されない県外大学進学者や県外就職者という形の避難者もいる。福島原発崩壊の被害は現存し、オリンピックくらいでは忘れ去られない。すべてをないことにする安倍政権とその下僕のマスメディアが令和と騒いでいるのだと冷静に見て、市民はこれからの我が国を考えなければと思う。今日は憲法記念日である。
2019年5月1日水曜日
国旗を揚げた家はほとんどない
昨日の本欄で天皇の死のあとの皇居前の見聞録を書いた。その日の午後には京都に戻り、友人に運転してもらって市内を走り回った。目的は天皇の死を悼んで国旗を半旗でかかげている家がどれほどあるのかに関心があったからである。2時間近く走った割には数えるくらいしか半旗を見なかったし、千本通には結構あったが、それ以外の大通りにはわずかであった。新天皇が誕生した今日は国旗を出している家はどれくらいかと注意して運転してみたが、ほとんどなかった。テレビの中で騒いでいる人種は特殊な人たちなのか、または国旗を持っている家が少ないから見られないのかも知れないが。テレビの中だけが大騒ぎをしている新天皇即位と新元号の初日だった。いずれにしても、雨の中で京都の街は外国人も含めて観光客がはしゃいでいた。
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