この数日はテレビも新聞も見る気がしないほどの堕落ぶりである。平成の事件振り返り番組からフクシマは消えたと友人からのメッセージが届いた。『広告付けと政権忖度で原発事故をなかったことにする』テレビ界の実態を教えてくれた。令和への代替わりもその一環なのだろうか。そして、はしゃぎ回る人々を映し出している。この人たちは自分が写った映像をこれからも大事にし、自慢し、ものを考えないのだろうか。別のメールは教えてくれた。福島11市町村の避難者数は2月末現在で、県内避難者が48000人、県外避難者が18400人、合計66000人だと。帰還者の比率は17.3%にしかすぎないと。福島以外の避難者を加えれば10万人くらいにはなるだろう。避難者には計上されない県外大学進学者や県外就職者という形の避難者もいる。福島原発崩壊の被害は現存し、オリンピックくらいでは忘れ去られない。すべてをないことにする安倍政権とその下僕のマスメディアが令和と騒いでいるのだと冷静に見て、市民はこれからの我が国を考えなければと思う。今日は憲法記念日である。
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