2014年7月11日金曜日

自民に捨てられまいとする公明党の哀れな写真

琵琶湖の西岸は湖西地方と呼ばれ、福井県との県境の山並みが西方にある。原発まで30キロもない。現在の高島市には饗庭野という丘陵地帯があり、帝国陸軍の騎兵隊の基地が戦前にあり、戦後の占領軍の駐屯から警察予備隊、そして自衛隊の特車部隊へと陸軍の訓練地である。ちなみに特車とはなんだかご存知だろうか。特別な車ではなく戦車のことである。平和憲法の日本ならではの呼びかえである。「饗庭野は自衛隊がお世話になっている地域で、防衛の拠点であります」と滋賀県知事選挙の応援にやって来た石破自民党幹事長が演説したと滋賀民報が写真入りで報道した記事が送られてきた。集団的自衛権行使の先兵である石破のことをここでわざわざ書く気はないが、その写真には、胸を張って演説する石破をしょぼくれた恰好で見ている齋藤鉄夫公明党選対委員長の姿がある。前回までの本ブログで公明党の死を書いたが、この齋藤の姿は自民に連れ添って捨てられないまいと振る舞う公明党そのものである。写真は敢えてアップしないが、公明党の現状を表現した逸品であるから http://blog.goo.ne.jp/uo4/e/3832c4213e4b846d74a561804654a02b をご覧になるとよい。ちなみに、饗庭野には俵山という低い山があり、占領軍が撃った砲弾が轟音を響かせながらその山の向う側を飛んで行くのを聴きながら小生は育ったのである。

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