7月7日の夕方に知人との電話で京大の職員らしい人物がお詫びのチラシなるものを持参して出火お詫びに来たと分かった。1日の火災発生から6日後である。持参したのは京大のホームページに掲載されている「当院旧産婦人科病舎で発生した火災のお詫びとご報告について」と題する病院長の文書の左上に「近隣住民の皆様へ」を付け加えただけのものである。これを作成するのに3日間、持参するのに3日を要する京大のお粗末仕事ぶりである。それでも届いたからと怒りながらも納めてくれる地域住民の寛容さを京大は学んだのだろうか。
さて、小生があまりのお粗末さに怒りの電話を入れたのが4日の午前9時、それから始まったとしか思えないお詫びのドタバタはここで切り上げて、お詫びの中味吟味の段階に入ろう。「放射線による周囲への影響につきましては、消防署と本学環境安全保健機構放射線管理部門により測定した結果、外部には拡散していないことを確認しております」と書かれている。しかし、「いつ、どこで、どのような火災の状況下で、誰が、どのようにして」測定したかは何も書かれてなく、すぐさま「外部には・・・」では小学生でも説得できないだろう。上記の長い名前の部門による調査の結果が文末に記録されているが、測定は7月1日の20時30分頃と23時10分頃である。火災発生は18時17分、鎮圧は18時45分、鎮火は22時00分である。さて、放射性物質が入った容器の質と量、どこに、どのように置かれており、鎮火した後の容器と放射性物資の存在形状はどんなものだったのだろうか。ぜひとも、京大ホームページで説明していただきたい。
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