2022年4月20日水曜日

政治家として失格の西脇知事の責任追及

 西脇が2期目の就任に際して記者会見を4月18日に行ったと京都新聞が報じている。コロナ対応で「弱者に寄り添う」などと言っているが、社会的に弱い立場の人に寄り添った支援を急ぎたいと言う。本来、選挙の過程で「こんな政策によって弱い立場の人に寄り添います」と言うのが候補者の責務だろうに。いまだに支援を急ぎたいと抽象的に言う無責任さのままである。まして驚くことに、選挙中はいっさい触れなく、ダンマリで逃げ回っていた「植物園問題」で、「最初に着手したい」と言う。府民をバカにした発言である。なぜ、最初に着手するほど重要な問題と思うなら、その政策を示さなかったのか。これから、西脇糾弾を強めて行こう。それは西脇に一票を入れた人も、入れなかった人もやらねばならない府民の責務だと思う。選挙ハガキに一切の政策を書かなかった西脇を応援した自民公明、立憲、国民など全政治家の責務でもあると思う。

2022年4月11日月曜日

立憲民主の堕落の風景

昨夜20時に京都府知事選挙が終わると同時に西脇知事の再選が報道され、万歳風景がテレビ画面を賑わした。西脇の横には門川市長や自民党の関係者がいる。そして、恥ずかしくもなく福山哲郎がいる。4年前と同じ風景である。東京では自民と対決するが京都では別だと宣う。何故かと尋ねると京都は別だと言うだけである。連合の言いなりなのだろうか、間も無く東京でも言いなりになり、立憲民主の存在は消え去るのだろう。反原発集会にも立憲関係者は顔を出すことは無くなり、円山集会で出会うこともない。京都への北陸新幹線延伸計画への反対表明もない。西脇知事の再選で京都市内の地下に100キロを越すトンネルが掘られ、掘り出した土砂があっちこっちに放置され、地下水はどうなるのだろうか。西脇候補の推薦ハガキが立憲から届き、福山、泉、山井の名前は書かれているが、政策は1行も書かれていない。コロナ対策で先頭に立って知事は戦ったように書かれているが、国の方針をそのまま受け入れただけである。それ以外の再選後の政策は一文字もない。これほど府民を愚弄した候補者はいないだろう。そんな西脇を京都は別だという意味不明の論で推薦する立憲民主にただ呆れるだけである。

2022年4月6日水曜日

京都知事選も最終局面にーなんの政策も示さない西脇選挙ハガキ

知事選も終盤に差し掛かり、各陣営もそれぞれの主張を明確に有権者に示すことが求められている。各陣営からの選挙ハガキも到着し、有権者はその内容からどの候補者に投票するかを決めようとハガキを手に取る。ところが現職の西脇候補のハガキには後援団体の長のメッセージはあるが、候補者本人のメッセージは皆無に近い。「安心」「温もり」「ゆめを実現」「あたたかい京都づくり」が彼の政治への態度方向だという。いったい何をするときの気分を言うているのかと、何をしてくれるのかと問いたい。具体的政策は全く述べられていない。そのへんの小学生の態度である。コロナ禍でも独自の政策をなんら示すことなく、国の言う通りにしかやれなかった惨めな知事は退場してくれるのが府民への最高の貢献である。

2022年4月5日火曜日

西脇からの選挙ハガキに政策なしーそれを支える立憲民主

 西脇陣営からのというか、立憲民主と国民民主からの選挙ハガキがそれぞれ届いた。流石に自民と公明からは送られて来ない。西脇ハガキには「新型コロナウイルスの感染拡大による未曾有の事態に対し、常に陣頭指揮に立ち、府民の生命や安心・安全な暮らし・・・あらゆる分野で大きな・・」と書かれている。そして、最後に「府民目線で施策を実行できる西脇」と書かれている。コロナ禍では府民に彼が語りかけた記憶は全くない。国の方だけを見ており、国の言うこと以外は言わない姿勢を貫いただけである。推薦ハガキを送ってきた立憲民主ハガキには福山、泉、山井と連合京都会長と門川市長が名前を連ねている。立民も下落したものである。福山が常に言う「京都は別だ」なのだろう。自公に代わる政権を樹立すると東京では言っているが、「京都は別」で、自公の後ろで恥ずかしげもなくバンザイを今回もしたいのだろう。国民民主はとっくに、立憲民主ももはや社会改革などできない程の堕落である。連合の金と票を追い求める存在でしかない。数日後の選挙結果を求めて今朝も5時半からビラ入れ出かけてきた。「北陸新幹線京都延伸」阻止のビラである。こんな計画を進めている西脇陣営は自らのビラでは何も言っていない。知事になったらすぐに「延伸促進」を言い出すだろう。

2022年4月3日日曜日

京都府知事選挙はあと数日後ー地方自治の再建を実現しよう

 西脇現職知事に代わる梶川次期知事の実現もあと数日に迫ったと思い、梶川候補の選挙活動を支援する日々である。街頭にもほとんど出てこない西脇候補の政策ビラを読まれた人は驚かれるだろう。そこには抽象的な文字の羅列で、一体何をするのかと推察できる項目は皆無である。選挙ハガキもまた然りである。先日、宇治市で開催された梶川陣営の個人演説会の模様が You Tubeで見ることができる。支援者の発言が録画されている。特に槌田さんの発言は的確に西脇を批判されているのでぜひご覧いただきたい。そして4月10日に投票され、新たな地方自治に向かう京都府の実現を。

 You Tube のアドレスは https://youtu.be/XVq367bk1GE です。


2022年4月1日金曜日

梶川憲さんを知事候補に推したわけ

 推薦の弁:石田紀郎

 記者会見に多数お集まりいただきありがとうございます。私はNPO法人市民環境研究所の石田紀郎です。

 4月に実施される京都府知事選挙に梶川さんが立候補されることになりました。

 現在の西脇府政がこの地で継続しても良いのかと私なりに検討して参りましたが、とても許されるものではないと結論し、梶川を支持することにしました。その理由は、この後、彼が掲げる政策の説明の中で分かっていただけると思いますので、私の挨拶では省かせていただきます。

 彼を推薦したわけをお話ししますと、11年前に遡ります。東北の大震災で福島原発が崩壊しました。その1週間後に私は中央アジア・カザフスタンに調査活動で出かけ、2週間後に帰国しました。外国での乏しい情報の中で、これからの社会のあり様を種々考え、途方にくれての帰国でした。その間に考えたのは、この事態を引き起こした原発というものはもはや存続させてはならないということです。もちろん、何十年間もそのことは訴え続けてきましたが、その果ての原発崩壊です。帰国した時の私の結論は「組織や運動体や党派の枠を乗り越えて、「オールきょうと」でやらなければダメだ」というものでした。帰国後いろんな人たちと話し、「バイバイ原発・きょうと」が出発し、それまでにない幅広い府民と組織が集結した活動が今も続いています。今年も3・11に円山集会を開催します。その先頭に立って歩き続けている一人が梶川さんです。そんな梶川の動きは京都の地に新しい府民の動きを作り出してくれました。

 国の方針ならなんでも鵜呑みにし続ける西脇府政を停止しなければとの思いを私自身が強めた一つは「北陸新幹線京都延伸」問題です。今回の選挙では「バイバイ原発きょうと」が切り開いた府民の動きを府政に広げ、この選挙に勝利すると決意しました。梶川なら実現してくれると信じて、推薦しました。新しい京都を目指す府民の動きです。