推薦の弁:石田紀郎
記者会見に多数お集まりいただきありがとうございます。私はNPO法人市民環境研究所の石田紀郎です。
4月に実施される京都府知事選挙に梶川さんが立候補されることになりました。
現在の西脇府政がこの地で継続しても良いのかと私なりに検討して参りましたが、とても許されるものではないと結論し、梶川を支持することにしました。その理由は、この後、彼が掲げる政策の説明の中で分かっていただけると思いますので、私の挨拶では省かせていただきます。
彼を推薦したわけをお話ししますと、11年前に遡ります。東北の大震災で福島原発が崩壊しました。その1週間後に私は中央アジア・カザフスタンに調査活動で出かけ、2週間後に帰国しました。外国での乏しい情報の中で、これからの社会のあり様を種々考え、途方にくれての帰国でした。その間に考えたのは、この事態を引き起こした原発というものはもはや存続させてはならないということです。もちろん、何十年間もそのことは訴え続けてきましたが、その果ての原発崩壊です。帰国した時の私の結論は「組織や運動体や党派の枠を乗り越えて、「オールきょうと」でやらなければダメだ」というものでした。帰国後いろんな人たちと話し、「バイバイ原発・きょうと」が出発し、それまでにない幅広い府民と組織が集結した活動が今も続いています。今年も3・11に円山集会を開催します。その先頭に立って歩き続けている一人が梶川さんです。そんな梶川の動きは京都の地に新しい府民の動きを作り出してくれました。
国の方針ならなんでも鵜呑みにし続ける西脇府政を停止しなければとの思いを私自身が強めた一つは「北陸新幹線京都延伸」問題です。今回の選挙では「バイバイ原発きょうと」が切り開いた府民の動きを府政に広げ、この選挙に勝利すると決意しました。梶川なら実現してくれると信じて、推薦しました。新しい京都を目指す府民の動きです。
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