教授会は自己検証を始めねば
検証-6の経過を読めば、この学部と学部長の信念なさと人権感覚の劣悪さが分かってもらえるだろう。セクハラを受けた被害学生は、セクハラの内容を他人に話す時は相当な覚悟を決め、説明するために過去の出来事を思い出し、嘔吐しながら話すのである。だから、聞く側は相当な覚悟をしないのであれば聞くべきではなく、聞いたからには被害者救済に付き合う覚悟をしなければならない。まして、加害教員と同じ男性の学部長や学生主事に話すのであるから気分がより落ち込むに決まっている。被害者のその心情も解せずに、全容を話させた後で、いとも簡単に「なにもできません」と無責任に放り出し、被害学生へのお詫びの前に、加害教員に詫び状を出していたのである。そして、加害教員を懲戒解雇にしなければならない事態(被害の拡大)を招いた責任も取ろうとしていない。小生がこの検証を始めたのは、この間の経過に最終責任があるバイオ環境学部教授会が、この4年間のセクハラ、パワハラ事件について自己検証をする気配がないと分かったからである。そして、関係資料を収集する過程で、学部長が「石田のやり方は被害者を苦しめるだけである」と公言していたことが分かった。なるほど、加害教員へのお詫びの中の、「今後は、この問題を早く収束させて、再燃しないように最大限の努力をします。」と学部長が思っているのに、もはや外部の人間になった輩が「被害学生の救済」を求めてくるのが邪魔だったのであろう。
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