2019年4月17日水曜日

左京区井崎敦子選挙を支援して

4月7日に投開票があった京都市市議会議員選挙の左京区選挙区で立候補した井崎さんを支援してきた。運動の中心はすべて女性陣で固めた選挙事務所はじつになごやかだった。小生は告示日までに配布が認められているチラシの各戸配布陣の一人として、左京区北部の静原や大原から南端の三条通り近くまでを雨が降らなければ、毎日どこかで各戸に配って歩いた。今から振り返ると、数千戸の郵便受けにチラシ1号、2号を入れ続けていた。時には車で、時には自転車で対象地区に出かけ、歩き続けた。京都に、左京区で活動して60年近くになっているが、これほど左京区を歩いたことはない。実によい勉強ができた。チラシの投函成果よりも地域社会を見物できたのは大きい収穫である。田畠がいっぱいあった地区が住宅街となり、その地区に昔は地主がおり、その一族が地域を取り仕切っていたことが同姓の住宅分布から読み取れた。これぞ社会学だと思いながらのポスティングには飽きがこなかった。選挙結果は残念ながら落選であったが、2989票を得た。有効投票総数の5.5%だから、無名の無所属新人としてはりっぱである。この新人の影響だけとは言わないが、国民民主党の現役2名、立憲民主党の新人が落選した。昨年4月の京都府知事選で「つなぐ京都」を提唱し、市民と野党連合の候補者が共産党以外の全政党が担いだ候補者をこの左京区では上回ったことも併せて考えれば、左京区の良識は捨てたものではない。今回ももう少し早くから立候補を表明し、政治活動を展開していればと悔やまれるが、女性陣が前面に出て闘った結果は今後の市民活動に大きな自信となっただろう。その支えが少しでもできた男性陣もお疲れさまでした。

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