2015年11月21日土曜日

高浜原発再稼働阻止デモ完了ーお疲れさん

福井県高浜原発から出発したリレーデモは、高浜原発再稼働反対を訴えながら、滋賀県琵琶湖の西湖岸を南下して京都に入り、関西電力京都支店を経て大阪に向い、昨夜は関電本社を取り囲む抗議集会で完結した。全行程を歩いた人も10分間だけ歩いた人も、農家の窓から手を振った人も入れて太い連帯行動だった。高浜町長は再稼働容認の意向を昨日表明したという。大きな再稼働阻止への流れができる前に逃げ込みたいのだろう。原発立地の人々がよく云う「原発なしでは暮らせない」と。小生の故郷はその原発立地の隣接村である。村は必死で生き残り策を模索し、失敗しながらも暮らしている。「原発なしで暮らせる地域づくり」をしないで「暮らせない」と簡単に云ってくれるなと我が村人は怒っている。「地方創生」などと空疎な言葉を並べる安倍に代わって、原発なしで村が活性化する政策を提起できる政府を創り出さねば。

2015年11月18日水曜日

関電京都支店の情けない振る舞い

昨日(18日)の高浜原発再稼働阻止リレーデモは関電京都支店での申入書提出後に長岡京市までのコース。高浜からの全行程を歩き続けているメンバーは2人。頑張っておられる姿に敬意。小生は3日目。歩くたびに思う。この世の理不尽と人のやさしさを。この両方が感じられるから闘いを続けられる。中間地点の向日市駅までで失礼して事務所に帰る頃は激しい雨。雨中を歩く人々に感謝。関電の対応はケシカランの一言。玄関を入ったところで、立ったままで申入書を受け取ってやるという態度に怒る。やっと机と椅子を並べて受け取るも、自らは名乗らず、求められてのちに名乗る。申し入れ文書は社長宛であるが、「しかるべきところ」に渡すと云うのみ。では、「しかるべきところ」とはどこかとは云わず。電気を売る商いをやっている者が、売っている電気の質にクレームをつけられたのに、商人としての対応をしない。どんな方法で造っても電気は電気だから、質は変わらないと思っているようである。商品とは生産現場から消費現場までの全工程を総合して表現されるものであるということなど考えたことも無いのだろう。情けない商人/関電である。こんな輩に原発などというおそろしい技術を使わせておく訳にはいかない。高浜原発再稼働を阻止しなければ/

2015年11月17日火曜日

今日から京都を歩くー高浜原発再稼働阻止に向けて

福井から滋賀県湖西を歩いてきた「高浜原発再稼働阻止リレーデモ」は今朝、大津から京都に入った。山科を横断して三条大橋を渡り、京都市市役所までのデモに130人が参加。マンションの窓から手を振る人が何人もいた。再稼働阻止は多くの人々の願いであることを背景にして京都市と京都府に申し入れをした。夕方からはひとまち交流館で記念集会が開かれ、ここでも多くの人が集まった。詳しくは主催者のホームページを。明日は京都駅前関電京都支店に申し入れをした後、向日市と長岡京市を歩く。気軽に参加を。短い参加でも大歓迎!

2015年11月15日日曜日

高浜ー大阪関電リレーデモ いよいよ明日は京都に入る

滋賀県は琵琶湖西岸の湖西地方を南下してきたデモ隊は大津に到着したはず。明日には、いよいよ京都に入る。大津を10時に出発するから、逢阪山を越えて京都は山科盆地に入るのは11時頃だろう。国道1号線を来るから、四ノ宮の交差点から旧東海道を通って九条山を越えて三条大橋に着く。私は四ノ宮で出迎える予定である。どのような人々が到着するか楽しみである。どなたか一緒に四ノ宮で待ちませんか。

2015年11月11日水曜日

高浜原発再稼働阻止200キロ行進に参加して


11月8日から始まった高浜原発再稼働阻止の高浜ー大阪関電リレーデモの京都受け入れ実行委員会の代表を引き受けました。京都に来られる前に一日でも一緒に歩こうと思って今日11月11日の行進に出かけてきました。なぜ今日なのかと云えば、今日のコースが福井県の熊川宿から滋賀県の今津までで、私の故郷を通るからです。沿道の集落も疎らで戸数も少なく、トンネルがいくつかあります。高浜から歩き続けている主力メンバーに今日から参加する人々も加わり、20人ほどが歩く人と街宣車などを運転する人に分かれて行進しました。写真は福井県と滋賀県の境界を通過するところです。休日ではないので年配者ばかりでしたが、快晴の山間を快適に歩きました。何人かの村人が手を振り、あいさつしてくれました。滋賀県から京都に入るのは11月16日で、大阪に入るのは18日です。どこでも、いつでも結構ですから、10分でも数時間でもかまいません。一緒に歩いてください。高浜原発再稼働阻止を!

2015年11月8日日曜日

池田浩士さん講演会ーボランティア社会としてのナチス「第三帝国」


日時:11月15日(日)13:30〜17:00

会場:京大文学部第3講義室

講師:池田浩士(京大名誉教授)

 
一億総活躍などという安倍政治は国家総動員法や大政翼賛会につながるファッショであるだろう。ナチス研究者の池田さんに今の日本を分析してもらい、成立させてしまった戦争法を発動させない運動を考えましょう。
 申し込み不要
 入場無料・カンパあり 
主催:戦争をさせない左京1000人委員会(075-711-4832)

2015年9月28日月曜日

これからの長丁場を乗り越えてー戦争法廃棄を


戦争法に賛成した議員の再選はないと立ち上がった運動に共感します。
「私たちの決意」のホームページ(http://our-determination.jimdo.com/)を読んでください。
  今、「日本国」は存亡の危機です。憲法蹂躙(じゅうりん)の安保法制(戦争法)が強行されたからです。
 近代国家においては憲法が国のかたちを定め、法律によって、政治と社会が安定します。憲法は、時の政治権力の暴走を防ぐためにあるのです。憲法の蹂躙は国の根幹がゆらぎ、亀裂分断となります。「国を守る」どころか安倍政治は「亡国」への坂道です。 この危機的事態から脱するために、「戦争法反対」の声が拡がりました。敗戦から70年の今、その戦争の悲惨が国家の暴走ゆえだったと国民・住民が知ったからです。 今、安倍政権は民意を無視して、「この道しかない」と危険な道を「粛々と」暴走してしまいました。小選挙区制のごまかしゆえに、国会議員の頭数がまやかしの多数だからです。国民・有権者は選挙で白紙委任をしたのでしょうか。 私たちは、与党・自公両党の議員にも良識のあることを期待しましたが、裏切られてしまいました。そして、今後、理不尽にも成立した安保法制の不当を主張するだけでなく、その廃止に向けて努力を続けます。そのためには今後の国政選挙において、法案に反対する候補者を勝手連的に応援していきます。法案成立によって事が終了したのではなく、ここからの始まりなのです。     
  私たちは日本の未来のために持続的努力を強めます。

                       安保法制の破棄を求める市民有志

2015年9月20日日曜日

高校生デモに参加

円山公園内の時計塔から出発した高校生主催の安保法制反対デモはシルバーウィークの河原町を歩いた。考える若者が大学生中心のシールズについで登場したのでる。このところ、大学生に失望の連続だから、このデモの応援に駆けつけた老人や母親層も多く、河原町を楽しむ観光客や行き交う車からの賛同もいっぱいである。昨夜までの夕方デモとは異なる風景を楽しみながら、今日未明の安保法可決への抗議行動を終えた。今週は毎日がデモだった。総行進距離は相当なもので30キロはあるだろう。歩行数は朝の散歩や通勤も入れて11万歩を超えていた。次の行動は始まっている。「私たちの決意」を読んで賛同して欲しい(http://our-determination.jimdo.com/)

2015年9月17日木曜日

今日も歩こうー戦争法反対デモがある


毎週金曜日に関西電力京都支店の前で脱原発を訴え続けている人々(キンカン行動)の呼びかけデモです。
私も参加する予定です。
戦争法案を廃案へ!京都デモ行進
今日も安倍の暴挙が続く。絶対に戦争法案を廃案に追い込む!民主主義はここから始まる。市民一人一人が社会の主人公、ともに手をたずさえ自由を勝ち取とろう。

◆日時:9月17日(木)18:30集合19:00出発
◆集合:京都市役所前
◆デモコース:京都市役所~四条河原町~円山公園

2015年9月15日火曜日

<私たちの決意—憲法違反の危機を前にして>賛同人募集中

明日には審議を打ち切り、憲法違反の戦争法を与党は議決しそうです。私たちの戦争法粉砕の運動は終わるものではありません。私たちの決意(http://our-determination.jimdo.com/)を読んでください。そして賛同人になってください。仮に議決されても毎日のように運動は続きます。そして、戦争法に賛成した国会議員が議員でなくなるまで責任を追い求めましょう。

<私たちの決意憲法違反の危機を前にして>
 今、「日本国」は存亡の危機です。憲法蹂躙(じゅうりん)の安保法制(戦争法)が強行されようとしているからです。
 近代国家においては憲法が“国のかたち”を定め、法律によって、政治と社会が安定します。憲法は、時の政治権力の暴走を防ぐためにあるのです。憲法の蹂躙は国の根幹がゆらぎ、亀裂分断となります。「国を守る」どころか安倍政治は「亡国」への坂道です。
 この危機的事態から脱するために、「戦争法反対」の声が拡がっています。敗戦から70年の今、その戦争の悲惨が国家の暴走ゆえだったと国民・住民が知ったからです。
 今、安倍政権は民意を無視して、「この道しかない」と危険な道を「粛々と」暴走しようとしています。小選挙区制のごまかしゆえに、国会議員の頭数がまやかしの多数だからです。国民・有権者は選挙で白紙委任をしたのでしょうか。
 私たちは、与党・自公両党の議員にも良識のあることを期待しています。そして、日本の未来のために安保法制阻止への世論の高揚に向けて、一層努力いたします。
 
                        安保法制に反対する市民有志 

誰も登場しないー民主党市会議員はどうしたのか

安保法制(戦争法)が違憲であることはもはや議論の余地がない。安倍政権は論理破綻をこれ以上曝すわけには行かないから強行採決を狙っている。9月17日深夜か18日未明の採決強行とか。連日の反対集会やデモが京都市内各所で行われている。13日の円山集会は5000人の大集会となった。会場に入れずに入り口の路上に座ってアピールを聴き、デモは2番目の集団で市役所まで。その前に、百万遍から円山まで左京の3団体が合同でデモを展開した。左京区の市民運動にとって画期的な実践である。もはや党派を超えた運動展開で戦争法を潰さねば。ところが、この時間帯に民主党の代議士や市会議員は比叡山でバーベキューを楽しんでいたと市会議員本人がネットで自慢していた。京都の民主党府市会議員は安保法制粉砕行動の提起も参加もしない。他所の都市でもそうなのだろうか。4月に市議会議員選挙に無所属市民派候補を落選させたことが悲しい。当選した議員はバーベキューである。民主党国会議員の元気の無さはこんな地方議員のテイタラクの所為なのだろうか。明日も集会とデモに出かける予定である。まだ参加したことがない皆さん。戦争法を阻止するために一緒に歩きましょう。バーベキューより元気になりますよ。

2015年9月4日金曜日

ウソで始まった東京オリンピックーエンブレムも連鎖のひとつ

エンブレムの盗作が話題になっている。一旦採用した作品を破棄して再募集とか。競技場も再募集とか。ウソの連鎖、無責任の連鎖であるが、驚くことはない。このオリンピック招致が決定した会議でウソの連鎖は始まっていたのだから。安倍はしたり顔で宣った。「福島第一原発の汚染水問題に懸念が出ていることについて「状況はコントロールされており、東京に決してダメージは与えない」と述べました。安倍総理大臣はこの後の質疑でさらに詳しい説明を求められたのに対し、「汚染水による影響は、福島第一原発の港湾内の0.3平方キロメールの範囲内で完全にブロックされている。」と。これがウソであることはわざわざ云うまでもないだろうし、フクシマを想っている人なら安倍のウソだと即座に分かっただろう。オリンピックに群がる者たちには、こんなウソが総理の口から出たのだから、どんなウソと無責任も許されるのだという風潮が蔓延しているのだろう。これからも何千億円のいくつもの事業がウソの固まりで続いて行くのだろう。

2015年7月19日日曜日

自民党支持者の皆さんへー議会制民主主義の危機

安保法制という違憲立法を強行する安倍内閣に対する抗議行動に連日参加している。昨日も円山公園での集会に出かけた。4000人の大集会だった。いま我々に問われているのは憲法を守ることであり、議会制民主主義を守ることである。たしかに、選挙で自民党は多数派となった。それを実現した自民党支持者がいた。しかしである。自民党支持者は安保法制の中味まで知っての投票だったのだろうか。安倍がそんなことを考えていると知っていたのだろうか。たぶんそうではない。あの選挙の公約の中にこんな法案が、解釈改憲などという勝手な理屈を使って、その上に,国民に提示する前にアメリカに出かけて、必ず実現すると約束することまで国民に報せていただろうか。自民党に投票した大部分の人はまったく知らずに、アベノミクスなどという言葉を知っていただけだろう。私の近所に安倍ー自民党のポスターがいっぱい貼ってある。すべて「地方の創生」だけである。自民党を支持し投票した人に伝えたい。「安倍よ、そこまでお前に任していない」と云ってほしいし、行動してほしい。議会制民主主義の基本は、選挙に行くことと選挙以降の議員の行動を監視し、意見を表明することの両者である。投票率が低いことはこの制度の危機であるが、さらに投票した人がその後の意思表示を放棄することはもっと危機である。自民党に投票した人々こそ解釈改憲への態度を表明してほしい。

2015年4月15日水曜日

投票率45%では新人当選はならず

統一地方選が終了した。「市民ネットワーク・きょうと」所属の3人の市会議員候補者が脱原発を基調とする政策を掲げて選挙を戦ったが残念ながらいずれも当選できなかった。左京区の広海ロクローさんは2282票の支持を得たが、最下位当選者との差は1600票であった。力不足と言えばその通りであるが、無名の新人としては善戦である。支持者名簿をしっかりと作成できている現職議員は支持者固めを着実にやる選挙戦であった。支持者名簿などない新人にとっては多くの人が投票所に出向いてくれることがまず大事である。ところが、左京区野投票率は45%であった。京都市全体では40%であり、これでは新人が当選するのは非常に苦しい。全国的にも50%程度だろうか。議会制民主主義の基本は多くの人々が投票することが基本である。動員されるのではなく、自らの意思で参加しなければなりたたない。それは国政選挙であろうが地方選挙でも同じである。「選挙に行っても行かなくても何も変わらない」とテレビ画面で公言している人に問いたい。貴方が行かない内に憲法をないがしろにしている政策が着々と進められていることを知っているのかと。

2015年4月7日火曜日

原発再稼働の自民党、沈黙の民主党などへの反撃を

京都市は京大のある左京区百万遍交差点に広海ロクローの選挙事務所がある。新入生が行き交うにぎやかな交差点は左京区のヘソであり、京都でもにぎやかな場所であるから、左京区の各候補者が毎朝やってくる。原発についてはなにも言わない候補者が多い。自民//公明/民主がとくに悪い。十数万人もの人々を流浪の民にしておきながら、詫びのことばも言わない安倍政権に痛烈な攻撃をかける機会がこの統一地方選である。地方自治が問われる国政課題の選挙である。投票に行くように身近な人に伝えよう。地方選を話題にしてほしい。

2015年4月4日土曜日

既成政党の堕落を市民目線で乗り越えよう

統一地方選が始まった。京都市議会議員選挙に市民団体「市民ネットワーク・きょうと」が3人の候補者を擁立した。下京区、右京区は女性で、左京区は男性である。いずれも50才前後の新人である。自民党はもとより、自民に媚を売り、へつらい続けている公明はもはや平和を求める勢力ではなく、反原発集会にまったく参加しない民主党の市会議員は何に恐れているのか原発問題を語らない。こんな連中に高浜や大飯の原発再稼働阻止ができるわけはない。放射能に汚染された瓦礫を京都市に持ち込もうとした企みを阻止する闘いに立ち上がったのが市民ネットの仲間であり、彼らが立候補したのである。ぜひ、かれらの主張を聞いてほしい。支持してください。

2015年4月2日木曜日

どんな議論が起こるのかー京都の市議会議員選挙が始まる

明日から統一地方選挙が始まる。京都市の市議会議員選挙に私nお関係する「市民ネットワーク・きょうと」も左京区、右京区と下京区で候補者を擁立する。既成政党に対して「市民目線」の政治を実現しようと立ち上がる新人たちである。とても高い牙城に挑むのであるから厳しい闘いになるだろうが。10万人を超えるフクシマ流浪の民を放ったらかしにしている現在の政府とそれを自分たちの責任だと思わない既成政党を市民がきっちりと批判する結果をだすのかどうかが問われている。既得の利権だけを守ることにきゅうきゅうとしている政治家達に退陣を求める闘いである。そのためには投票に行かなければならない。とくに若者の投票率が注目される。そして、市民の間に、全候補者の主張をめぐって議論が起こらなければ新しい時代は来ないだろう。

2015年3月27日金曜日

一緒に闘いませんか。選挙準備の助っ人で。

桜が近づいてきましたが、それは重要な選挙である統一地方選挙の開始が近づいてきたことです。あと1週間で選挙戦開始です。私たち市民ネットも選挙準備で大わらわ状態。素人集団ならではの面白さと滑稽さという新鮮さのオンパレードですが、今の社会の政治の質の低さを変えないととの思いは最高潮です。3人の仲間のどの事務所も人手不足。昼間の1時間、夕方の1時間、早朝の1時間でも構いません。一緒に選挙準備をやってくれませんか。「市民ネットワーク・きょうと」までご連絡を。よろしく

2015年3月16日月曜日

4月の統一地方選挙こそ国の命運を左右するー市民ネットに参加を

4年が過ぎ、フクシマの悲劇をこの国は忘れることにやっきである。マスメディアが報道しないからフクシマの問題はもはやないかのように思い込まされている多くの人々に問いかけたい。それが4月の統一地方選挙である。先の国政選挙に自民党に投票した人、なんの意味がある選挙か分からないからと投票に行かなかった人が誕生させたのが安倍政権である。集団的自衛権を国民に問いかけることなく決定し、秘密保護法や原発再稼働など、およそ憲法を守らなければならない政府とは思えない挙動である。放射能は制禦下にあると大ウソをつく。こんな安倍をこれ以上存続させるわけにはいかない。地方選挙ではあるが国政の基本は地方自治である。地方議会からの反撃を開始しよう。自民党に先の選挙で投票した人こそ、「安倍よ、お前にそこまで任したわけではない」と意思表示するべきである。それが議会制民主主義の基本である。10万人以上の人々を流浪の民にしたままの政府へ反撃を。これからの社会がどんなものになるかの重要な分岐点である。私たちは京都の市民の責務として市議選に立ち上がろうと「市民ネットワーク・きょうと」を結成した。多くの人々の参加を。

2015年3月15日日曜日

市民ネットワーク・きょうとの出初め集会開催される


「市民ネットワーク・きょうと」という政治確認団体が結成され、4月の統一地方選挙(京都市議)に向けて動き出した。政治に無関心であっては、この国は日々悪くなっていくと気づいた3人が京都市議会議員選挙に向けて立ち上がってくれた。それなら、連携して選挙戦を闘おうと結成したのが「市民ネットワーク・きょうと」である。昨夜、キャンパスプラザに200人が集まり、山本太郎さんや三宅ようへいさんを招いて出初め式を開催した。福島原発事故では10万人以上の人々を4年後の今日も流浪の民にしたままに放置している現政府とそれに対して有効な反撃ができない野党である。まさに日々悪くなる日本を変えるには地方政治/地方自治からと立ち上がったひとびとのつながりである。ぜひ関心を持っていただき、参加をお願いしたい。ホームページをご覧ください。

2015年3月9日月曜日

バイバイ原発・円山集会に2000人

集会の半ばあたりから雨が降り出したにも関わらず2000人の人々が今年も集結し、市役所までデモ行進しました。みなさんご苦労さんでした。フクシマを見殺しにしている現政府への厳しい批判を軸にした小出さんの講演は感銘を参加者に与えました。日々ひどくなる我が国の政治に屈することなく脱原発を求める人々の動きの中に未来はあると思える雨の行進でした。

2015年3月5日木曜日

3月7日(土)は円山公園へ行こうーバイバイ原発大集会

フクシマを忘れない、原発再稼働反対、原発輸出反対・・・。今こそ思いを表明しよう。
このままでは放射能を世界に撒き散らす国になる。午後1時半には円山公園に。私も行きます。市民環境研究所ブログにポスターが掲載されています。

2015年3月4日水曜日

「市民ネットワーク・きょうと」に関心を


この4月に実施される統一地方選挙は我が国の将来を決する重要な選挙である。十数万の避難者を捨ておいたままで原発再稼働を迫る安倍政権、集団的自衛権で憲法改悪を狙う安倍政権、格差をますます拡げる政策を推し進める安倍政権、などなどに立ち向う機会である。地方政治から変えていかないとこの国は変わらない。電力会社とその関連組織にしばられた政党と議員に反撃し、自分たちの町から出直して政治を変えて行ける機会である。地方政治は国政そのものである。
 そこで京都市で「市民ネットワーク・きょうと」という政治団体を市民が立ち上げ、市会議員選挙に挑戦する。その基本姿勢と基本的な考えは次のようである。

市民ネットの主張は以下のようである。
 私たちの立場
  ○私たちは政治を市民の手にとりもどします
  ○私たちは原発のない社会を実現します
  ○私たちは戦争をしない国をこどもたちにのこします
  ○私たちは格差のない社会をつくります

  四つの目標
  ●こどもが安心して生活できる環境をつくりだします
  ●人と地球にやさしいエネルギーへの転換を実現します
  ●災害と原発事故に備えたまちづくりをすすめます
  ●食の安全と新しい地産地消を生み出します









2015年3月1日日曜日

地方からの反撃を開始しようー統一地方選に向けて

3月に入りました。安倍政権の腐敗と強権性はひどいものである。憲法を変える事だけを政治と思っている政治家にこれ以上の政治を任しておくわけにはいかない。こんな思いの方々も多いと思う。「安倍よ、お前にそこまで任せたわけではないぞ」と呟いている、先の総選挙で自民党に投票した人たちが沢山いる。その意思を表す選挙ー統一地方選ーが1ヶ月に迫っている。地方の政治こそ国政の基である。京都市の市議会議員選挙に左京区、右京区、下京区で若き候補者が登場した。脱原発だけではなく、食の安全、再生エネルギー、里山保全と地域おこしなどなどを掲げての登場である。この3人の無所属候補者が連携して選挙戦を闘うために「市民ネットワーク・きょうと」を立ち上げた。改憲と軍事国家に進む安倍政権への反撃を始めよう。ぜひ「市民ネットワーク・きょうと」のホームページをご覧いただきたい。選挙の模様は随時このブログで報告します。

2015年2月17日火曜日

立命館は大学と警察の関係を説明しなければ

立命館大学は京都府警の捜査官が学内に自由に出入りすることを容認したらしい。上原教授のセミナーに現職のままで出席するという。この先生の専門をみると、情報工学が専門で、情報セキュリティ文化賞を受賞されている。その理由として「「サイバー犯罪に関する白浜シンポジウム」の運営に参画し、警察組織と民間企業、研究機関の橋渡しとなるコミュニティの形成に尽力されている」とある。学問の自由、大学の自治を守るべき大学教授が自らの研究室に警察関係者を招き入れるという。情報セキュリティがもっとも重視されるべきところに、情報セキュリティを破ることを職務とする者を同居させるということに矛盾を感じないのであろうか。今の大学教授とはその程度の人物ということだろうか。それを大学の顔としている立命館大学は所詮その程度の大学なのだろうか。ぜひいつか大学や当該教授の講演を聴いてみたいものである。

2015年2月11日水曜日

立命館大学構成員は真剣に議論せよ

サイバー犯罪を防止するための研究を警察と共同で進めるという。現職の警察官を大学構内に、研究棟に、研究室に招き入れるということは、この教授とその研究室に所属する学生だけでなく、学内のあらゆるところに警官が出入りでき、学内ネット関係を自由に利用でき、研究室の学生個人情報も研究情報が警察の手に入るということである。立命館大学の金儲け主義を側聞するにつけても、ここまで権力の支配下に入るのならば大学ではないだろう。このような連携を自慢げにテレビ画面で喋っている教授の姿のおぞましいこと。立命館大学の全教員と学生がこのような大学の方針について真剣に議論してほしいのである。

2015年2月9日月曜日

立命館の大学としての死-警察と連携とは


2月3日の京都新聞に、「京都府警と立命館大情報理工学部は3日、サイバー犯罪に強い人材を育成するカリキュラムを共同開発すると発表した。府警の捜査員が大学で情報通信技術を学び、多様化するサイバー犯罪に対応できる知識の習得を目指す。府警のサイバー特別捜査官が今春以降、サイバーセキュリティーを専門とする上原哲太郎教授のゼミなどに参加し、インターネットの基礎からデータ解析の手法などを幅広く学ぶ。学生には捜査員の経験を直接聞けるメリットがある。同大学は「高度化するサイバー犯罪に立ち向かう人材が育ってほしい」と期待する。」と言う記事が掲載された。担当教授がテレビでなんの憂いもなく嬉々として喋っていた。立命館は学問の自由とか大学の自治をどのように考えているのであろうか。毎日、現職の警官を研究室に入れるというのである。学内ではなんの異論も議論もなかったのだろうか。呆れるばかりである。国家権力と闘い、学問の自由を勝ち取ってきた歴史をなんと考えているのであろうか。毎日、警官が闊歩する大学が4月から誕生するという。それは立命館大学はもはや大学ではないということだろう。

2015年1月28日水曜日

4月には地方からこの国を変えよう

イスラム国に捕虜とされた日本人の解放は安倍政府の最大の課題であるが、はたして彼らはそのために全力を傾注しているのだろうか。安倍自らが挑発言動をした結果がこの残忍な事件を招いたという反省は見られない。そればかりか、この事件を利用して自衛隊の海外派兵を拡大する試みをしていると思える。安倍に多数与党の地位を与えてしまった我々は何を為すべきかを今考えないと、この国をとんでもないものになってしまう。そうしないためのチャンスが4月にある。統一地方選である。原発事故の苦難をなかったかのようにする与党とそれに立ち向かえない野党のふがいなさを払拭しなければ。京都市の市民グループが複数区で市議選を闘おうとしている。もちろん「ホツパラの日々」も全力で応援する。この国を、安倍流にいえば、「この国を取りもどす」チャンスである。生活の場から現政権の憲法を無視した諸悪業を変えさせる機会が4月の選挙であると思う。このチャンスを逃せば、この国は暗黒の時代に入ってしまうだろう。それぞれの人々が己の地域で戦われるようにお願いする。

2015年1月18日日曜日

選挙違反であるが立件されなかったよう

 選挙ポスターの上貼り事件は新聞報道を見る限りでは立件されなかったようである。10年ほど前の安倍の選挙ハガキ事件も国会でも取り上げられたと記憶しているが立件されなかった。まあ権力側については世の中こんなものなのだろう。困ったものである。この4月の地方選に何人かの仲間が候補者になる準備をしているが、我々の側が同じことをしたら、おそらく立件されるだろうなあと思いながらこの事件のブログは終わりとする。

2015年1月12日月曜日

やはり選挙違反だったーなんでもやれると思っている自民党


 昨年の12月21日と23日の本ブログに掲載した選挙ポスターの上貼りについて、京都府選挙管理委員会に質問しました。その返答を同委員会からいただきましたので、要点を記載します。
結論として、あの安倍がやってくるとの宣伝ポスターを上中候補のポスターの上に貼ったことは違法である。関係する違法ポスター全てについて包括的な対応(撤去)を行うようにと選管は指導した。当該候補者だけでなく、自由民主党京都府支部連合会に対しても同様の指導が行われた。
選管は京都府警捜査第二課および各市区町村選管にもこの見解と対応を伝えた。

該当する全ポスターが選管の指示に反して、全てが撤去されなかったことを当方は確認しています。安倍自民党のやりたい放題が蔓延している象徴でしょうか。
 そういえば、以前の安倍晋三の選挙ハガキに、当時は国立機関であった京都大学の有名な教授が、京大教授の肩書きで推薦者として写真付きで掲載され,物議をかもしました。口では法を守りなどと言いながら、もっとも守らない安倍を総理においているのです。

2015年1月10日土曜日

セミパラチンスクの悲劇の国に原発か?

カザフの知人からこんな情報が届いた。
2003年にナザルバエフとプーチンはカザフスタンに原子力発電所を作る事に合意し、その後ナザルバエフは適当な場所を四つ選んだ。その中で一番良い所はバルハシ湖にあるウルケン村でした。ウルケン村(УЛЬКЕН)はアルマタから357kmの小さな村で、仕事もないし、とても貧乏な村であり 捨て残された 今の チェルノブイルのように見えるそうです。ここに1000メガワットの原子炉を二つ設置する計画ができました。第二番目はクルチャトフ市でした。 バルハシ湖に原子力発電所が建設されるとの情報が広まるとカザフスタン住民の60.4%が反対しでいることが世論調査によって判明しました。しかし、カザフスタン政府は世論を無視し 2011年の福島の悲劇も教訓にせず、2025年にウルケン村に原子力発電所の建設を竣工する予定です。いまの段階では設計、投資者、投資金 それから競売 等色々な問題を解決しなければならない初期段階です。」。
フクシマの悲劇を隠蔽し続ける安倍内閣はその悲劇をカザフにまで拡大しようとしているのです。

2015年1月8日木曜日

原発販売が成長戦略の柱とする安倍政権批判をーカザフに原発



新年早々の
13日の朝日新聞の記事で、東芝がカザフに原子炉を輸出する交渉を進めていると報じた。東芝も政府も丸紅もフクシマをどのように総括しているのだろう。あきれ果てる所業である。成長戦略の柱だという安倍内閣を成立させた責任を考えよう。記事は以下のように記している。「福島第一原発の事故後、日本では新規の原発建設が難しくなっているが、海外への輸出は、政府が成長戦略の柱の一つと位置づけている。」と。チェルノブイリとフクシマが原発は人類社会と共存できない技術であることを証明したにもかかわらず、自国で売れなければ他国に売ればよいとする安倍政府を私たちは容認するのか。そのような「成長」を日本人は認めているとは思えないのだが。アラル海問題を見続けてきた者として、カザフに原発輸出など認めることはできない。
ブログ「 サロン中央アジア」と「市民環境研究所ブログ」も併せてお読みください。

2015年1月1日木曜日

新年もフクシマに教えられて生きて行こう

年賀状を出さない私にも年賀の挨拶をくださる方々がある。自分は出さないのに送られてくる年賀状はうれしい。今年もフクシマからの便りがあった。「あれからの福島はいろいろと『なかったこと』にされています。復興が進んでいくうれしい反面、残念なことが多々あります」と書かれていた。公害は常に「なかったこと」にすることで被害者を葬り去ります。人災の積み重ねが公害なのです。「なかったこと」にさせないための、今年という日々を皆さんと生きて行きましょう。私のささやかな元日の誓いです。